ボリビア・ラパス市内の様子(2019年10月17日撮影、資料写真)。(c)Pedro UGARTE / AFP 【10月29日 AFP】南米ボリビアの人権オンブズマン事務所は28日、義理の祖父にレイプされ妊娠した11歳の少女について、本人の希望があれば人工妊娠中絶を受けられるよう支援すると表明した。同事務所によると、カトリック教会が少女の中絶に異議を唱えているという。 オンブズマン事務所の声明によると、少女は妊娠21週目で、当初は中絶を希望する意思を示していたが、教会や医療従事者、現地当局から、処置を受けることを阻止されている。 同事務所は、「家族やあらゆる機関、組織、宗教団体」からの干渉を排して「合法的な妊娠中絶のための手続きを再開する」としている。 カトリック教会は今週、少女を保護施設に移したと明かし、教会の反中絶の立場を強調した。 サンタクルス(Santa Cruz)大司教区は、「子