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1980年の韓国。民主化を要求する学生と軍隊の衝突が起きていたが、とりあえず市民はいつもと変わらぬ生活をつづけていた。 タクシー運転手のカン・ミヌは、客に糞をなすりつけられたり、社長の娘に恋をしながら、運動へ参加した弟を案じている。 そして市民の要求が平和裏にとおるかに見えた矢先、軍隊による本格的な攻撃がはじまった…… 2008年の韓国映画。軍事独裁政権による虐殺として知られる光州事件を初めて商業映画化して、韓国で大ヒットしたという。 光州5・18 : 角川映画 虐殺にフォーカスをあてるというより、民主化運動をたたえつつ挫折の痛みを記憶しようとする物語。もちろん平和な空間に弾圧が飛び火してくる問題や、狭い路地を追い立てられる恐怖や、医療活動をも攻撃する軍隊の恐ろしさは描かれている。しかし全体としては、軍事独裁国家に反抗して鎮圧される内戦映画という印象がつよい。 光州へ空挺部隊が向かう冒頭か
まず予告編が公開されると、これを見た北朝鮮が強力に制作会社のソニーピクチャーズを非難した。様々なルートを使って米政府に対し映画が公開されないように働きかけてくれるよう要請した。 その後、平和の守護者(Guardian of Peace)と名乗る組織がソニーピクチャーズをハッキング。未公開の映画や内部情報、個人メールなど膨大な情報が流出した。 GOPは、映画を公開すれば同社だけでなく、公開した劇場にも攻撃を仕かけると宣言し、大手の映画劇場チェーンが上映に怖気づいた。同社も映画の公開を中止する方向で考えていると、意外なことに米国のバラク・オバマ大統領が激怒した。 FBIの調査により、ソニーピクチャーズへのハッカー行為の背後には北朝鮮がいると知らされたからだ。 オバマ大統領は、記者会見を通じて「北朝鮮のハッカー攻撃は米国にとてつもない損失を被らせた。米国はこれに比例して対応する」と言った。またソ
長編アニメ映画製作からの引退を表明した宮崎駿監督(72)の最新作「風立ちぬ」が韓国で封切られて2週間余り。歴史認識問題を巡り日韓の外交的な緊張が続く中、「ゼロ戦」を設計した堀越二郎が主人公とあって韓国では公開前に物議を醸した。しかし、実際に映画を見た人の受け止め方は拍子抜けするほどあっさりとしていた。なぜなのか。【ソウル大貫智子】 【ユーミンは喜んだ】「風立ちぬ」ラストに「荒井由実の亡霊」? 封切り翌日の9月6日、ソウル市竜山(ヨンサン)区のシネマコンプレックスでは、平日の午前中のせいか、客席は1〜2割ほどしか埋まっていなかった。 2時間余りの上映中、韓国では日本の軍国主義の象徴とされる旭日旗(きょくじつき)が登場する場面もあったが、声を上げるような人はおらず、終盤には涙ぐむ女性も。ユーミンの主題歌が流れて終わりを告げると観客は三々五々、静かに立ち去った。 アニメの巨匠、宮崎監督の作
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