香港・西貢のレストランでいけすをのぞきこむ客(2015年7月26日撮影)。(c)AFP/ISAAC LAWRENCE 【9月3日 AFP】香港(Hong Kong)での海産物のランチは、地元住民にとっても観光客にとっても楽しみの一つ。だが、絶滅の危機にひんする海産物がメニューに載っていたり、海洋生物の生命を危機にさらすような漁法があったりするなか、活動家たちは食習慣の変化を求めている。 香港は1人あたりの海産物消費量がアジアで2番目に大きい都市だ。世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature、WWF)によれば、香港の1人あたりの年間平均海産物消費量は71.2キロに上り、世界平均の4倍以上だ。 高級レストランから海沿いの食堂まで、香港では海産物はどこにでもあり、客がいけすから魚を選ぶこともよくある。 しかし、WWF香港が行った調査「いけすインデックス」によれば、香港