デンソーは1日、食肉加工大手のカミチクホールディングス(HD、鹿児島市)と共同出資会社を設立したと発表した。デンソーが研究してきた微細な藻類を活用し、牛の飼料としての実用化を研究する。牛のげっぷに含まれる温暖化ガスを減らせるほか、牛の免疫を高める効果が見込めるという。農業分野の事業を多角化する。2月28日付で共同出資会社「KJバイオ」を設立した。カミチクHDが株式の過半を持ち、同社のグループ内
デンソーは1日、食肉加工大手のカミチクホールディングス(HD、鹿児島市)と共同出資会社を設立したと発表した。デンソーが研究してきた微細な藻類を活用し、牛の飼料としての実用化を研究する。牛のげっぷに含まれる温暖化ガスを減らせるほか、牛の免疫を高める効果が見込めるという。農業分野の事業を多角化する。2月28日付で共同出資会社「KJバイオ」を設立した。カミチクHDが株式の過半を持ち、同社のグループ内
脱炭素社会の実現のために、藻類バイオマス燃料が再び注目を集め始めている。そのうえロシアのウクライナ侵攻による深刻なエネルギー危機で、その存在感はさらに強くなるはずだ。筑波大学研究フェローでMoBiolテクノロジーズ会長の渡邉信氏は、この15年、藻類によるバイオマスエネルギーの研究に傾注してきた。10年ほど前「日本を産油国にする」と宣言して顰蹙を買ったという、藻類バイオマス燃料研究の第一人者に、その特性と研究の現況を聞いた――。 穀物エネルギーの300~800倍の生産能力 藻類は、地球上最古の生物のひとつで、地球の大気をつくったと言われ、昆布やワカメなど大きなものから、湖沼などにいる微少な藻類まで含めると、これまで分類されたものだけでも約4万種類も存在しています。その中からいくつかの微細藻類をピックアップし、高温高圧で処理することによってバイオ原油を生産しようというのがわれわれの研究です。
ヒアリは通常のアリ用殺虫剤で駆除できるため、女王アリの発見によって繁殖の可能性が高まったことにより、殺虫剤需要の高まりに期待が集まったとみられる。 フマキラーのほか、害虫駆除関連の事業を手掛ける企業では、農薬製造のエス・ディー・エス バイオテック(東証2部)、シロアリ防除を手掛けるサニックス(東証1部)なども好調で、年初来高値を更新した。 殺虫剤最大手で、シェアの高い「アリの巣コロリ」を展開しているものの、地方自治体などに殺虫剤の提供を行っていないアース製薬(東証1部)は前日比60円安(-1.0%)の5730円と出遅れた。 関連記事 将棋・藤井4段の記録更新で株価急騰……その銘柄は 藤井4段の快進撃が報じられると、ある企業の株価が急騰した。 出版不況なのに、『コロコロコミック』が80万部も売れているヒミツ 出版不況と言われているのに、『コロコロコミック』が好調だ。なぜ子どもたちに支持されて
By Kimb0lene 南アフリカにはライオンやヌーなどの野生動物を狩猟者が撃ち殺す「キャンド・ハンティング」なるスポーツがあり、10億ドル(約1200億円)規模の一大産業となっています。動物保護の観点から世界的に批判を浴びるキャンド・ハンティングですが、中でも突然変異で生じる珍しい個体を破格の金額で富裕層に「狩らせる」特別なゲームの存在が明らかになっています。 In South Africa, Ranchers Are Breeding Mutant Animals to Be Hunted | Bloomberg Business - Business, Financial & Economic News, Stock Quotes http://www.bloomberg.com/graphics/2015-hunting-mutant-big-game-in-south-afri
ソフトバンク傘下のSBエナジーと三井物産、鳥取米子ソーラーパーク、大協組の4社は4月15日、鳥取県米子市の太陽光発電施設「鳥取米子ソーラーパーク」において、環境保全を目的として、敷地の除草作業に羊とヤギを導入した試験を行うと発表した。 この除草試験は、鳥取米子ソーラーパークに併設した「とっとり自然環境館」と駐車場の周辺約900平方メートルを対象に、4月18日から11月末まで実施。この試験は昨年に続き2度目で、昨年秋に行った試験では、ヤギ2頭で当初想定面積の70%にあたる約400平方メートルの除草と当初見込の約2倍の集客効果を達成。地域住民や施設職員に対するセラピー効果などの成果も見られたという。 今年の実験では、草の生え始めから除草を開始し、再生力の高い雑草の早期除去など繁茂期間中を通じた除草効果と除草品質の検証や、機械による除草と安全面における比較、セラピー効果の検証などを行うとしている
シベリアではマンモスの牙を採掘して暮らしている人々がいるそうです。 今回の記事では現在のマンモスの牙事情を紹介したいと思います。 以下翻訳です。 シベリアにおけるマンモスの牙の採掘 Добыча бивней мамонта в Сибири 1万年前、北シベリアにマンモスというもさもさな巨大生物がいた。 最終氷期時に気温が上昇し、氷が溶け、マンモスの居場所が狭くなったせいでマンモスが絶滅した。 なぜかというと、増水でできた隔離された島に閉じ込められ、陸に戻れなくなったからだ。 シベリアの東と北方の島に閉じ込められたマンモスの個体群がいなくなったのは3700年前。 現在、牙を含めてマンモスの遺体はシベリアのエリアで最もよく発見されるものの一つである。 学者はロシアの領土にあるマンモスの遺体は数10万トンに及ぶと推定している。 毎年20~60トン発見されているのだ。 そう考えると、どれだけの
長野 光 日経ビジネスニューヨーク支局記者 2008年米ラトガース大学卒業、専攻は美術。ニューヨークで芸術家のアシスタント、日系テレビ番組の制作会社などを経て、2014年日経BPニューヨーク支局に現地採用スタッフとして入社。 この著者の記事を見る
ミドリムシ(学術名はユーグレナ)は植物と動物の両方の機能を持った不思議な藻類だが、その特性を活用して世界の食糧危機やエネルギー危機に立ち向かっている独創的なベンチャーがユーグレナだ。世界で初めて大量培養に成功、その動向が注目を集める。 植物と動物の機能を持つ不思議な藻類 2014年4月、全国のイトーヨーカ堂165店舗において、「ミドリムシカラダに委員会」プロジェクトの展開が始まった。これは、ミドリムシ入りの食品をメーカー8社と共同開発し、販売するものだ。 例えば、カゴメが野菜ジュース、ロッテがガム、カルビーがスナック菓子を開発した。 ミドリムシには植物に含まれるビタミンやミネラルの他に、動物に含まれるDHA、EPAなどの不飽和脂肪酸など59種類もの栄養素がバランスよく含まれ、消化率が93%にも達するほど効率的に体内に取り込まれるため、将来的な食料不足を補うサプリメントとして有望だ。 また、
「商売あがったりですよ」 こう語るのは、大阪でタコヤキ店を営む男性。 主役である"タコ"の仕入れ価格が、ここ数年高騰し続けているというのだ。 これを受け、大手タコヤキチェーン『築地銀だこ』でも値上げを実施。 2012年7月までは8個500円だったが、現在は550円と50円アップしている。 「『銀だこ』は一時、6個500円という値上げにも踏み切ったのですが、"タコヤキが1個約82円とは高すぎる"というクレームが殺到し、たった2か月で現在の価格に修正したそうです」(経済誌記者) 本誌では、当事者の『銀だこ』を直撃したものの、タコの価格の高騰でてんやわんやな状況なのか、担当者はずっと不在だった。 いったいなぜ、このような事態が起きているのか。 大手水産商社のマルハニチロに事情を聞いてみた。 「タコヤキや、スーパーで刺身用として販売されるタコは、主に西アフリカのモーリタニアやモロッコから輸入されて
仏パリ(Paris)の街頭で花にとまるハチ(2013年9月3日撮影)。(c)AFP/ERIC FEFERBERG 【12月4日 AFP】ハチにはこれまで知られてきたよりもずっと大きな経済価値があることを、イチゴの栽培に関する科学的調査によって示した報告が4日、発表された。 ハチを介して受粉したイチゴは、風によって受粉したものや自家受粉したイチゴよりも商業価値がはるかに高く、実がより重くしっかりしていて、赤味が強く、鮮度が長持ちもすることが分かった。 国連環境計画(UN Environment Programme、UNEP)の2011年の報告によると、ハチやその他の昆虫による受粉は、世界の食糧生産の総価値の9.5%、金額にして約2040億ドル(約21兆円)相当を担っている。しかし、この推計さえも低すぎると新たな研究は述べている。 独ゲッティンゲン大学(University of Goetti
国の特別天然記念物トキに踏まれた被害を逆手に取って、ブランド化を図った新米の限定新商品「朱鷺踏んじゃった米」の販売が新潟県佐渡市で始まった。 「朱鷺踏んじゃった米」は、耕作面積の1%以上が踏まれていることが確認されたコメが対象で、トキがドジョウなどの餌を求めてやってくるほど生物多様性に富んだ田んぼで栽培されたとの意味を込めた。トキに苗を踏まれた農地を対象に同市が今年度から始めた新たな補償制度も活用し、育てたという。 価格は1袋5キロで4500円(送料込み)。800袋限定。農薬や化学肥料を5割以上減らすことなどを条件に栽培している「朱鷺と暮らす郷米」に比べ、1キロ当たり300円程度高値を付けた。 また、棚田を保有する生産農家なども、「棚田米」の販売を始めた。岩首地区の「岩首昇竜棚田米」、北片辺地区の「夕鶴の里米」など世界農業遺産にも認定された佐渡島を代表する5地域の棚田の新米をそれぞれ限定米
関連トピックス関西電力火力発電所の取水口付近に取り付けられた網に押し寄せるクラゲ。網の隙間などから次々に進入してくるという=関西電力南港発電所、同社提供 関西電力は22日、大阪湾に面する4基の火力発電所に大量のミズクラゲが押し寄せたことで、午前10時現在で発電量が90万キロワット減ったと発表した。発電に必要な海水の取り込みが難しくなったためで、4基の発電能力の4割にあたる。需給に影響はないという。 関電は「クラゲの発生は今がピークで、夏場の需給に影響を及ぼす心配は小さい」としている。 出力を落としたのは、南港発電所2、3号機(出力計120万キロワット)と姫路第二発電所4、5号機(同計105万キロワット)。火力発電所では、発電タービンを回す蒸気を冷やすために海水を取り込んでいる。だが、取水口に大量のクラゲが集まると、水中に設置した防止網や金網による除去が追いつかず、結果として取水量が減
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