読んだ。防衛大を卒業したばかりのエリート二人が、戦争と安全保障について大学で勉強したことをまとめた本。保守系のおっさんをホルホルさせる本かな?とパッと見思ったけど、読んでみたらかなり面白かった。防衛大は精神論に傾いた旧日本軍の失敗から学んで科学的アプローチを非常に重視してるらしい。 防衛大学校で、戦争と安全保障をどう学んだか(祥伝社新書) 作者: 杉井敦,星野了俊出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2014/06/02メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る 面白いのは、著者の二人は防衛大を卒業したばかりで、当然デリケートな話題なので気を使って書かなければいけないところだ。だから、防衛大で教わる主流の考えがまとめられていると思ってそんなに問題ないんじゃないかな。退官してから盛んに本を書きたがるやつらのものよりもよっぽどマシな内容に思えた。 で、この本の見解では、日本にとって一