実話を元にした映画『ドリーム(原題:Hidden Figures)』観てきましたので感想です。 『ドリーム』あらすじ 米ソによる宇宙競争が激化していた60年代初頭。有人宇宙飛行でソビエト連邦に先を越されたアメリカ国内では、ソ連*1に負けじと、宇宙に人を送りこむためのプレッシャーが増大していました。当時、そのプロジェクトを担っていたNASAでは、多くの「人間コンピューター」が宇宙計画に必要な計算を手がけていたのです。すごっ! ところが、当時のNASAのオフィスがあったテキサス州では、人種によって使用する設備が異なる人種分離政策がとられていました。バスなどの公共の乗り物や、トイレ、食堂、また入り口などについても「白人用」「有色人種用」とわけられていたのです。NASAのキャンパスも例外ではなく、黒人女性たちは「黒人用」のコンピューター室で計算に従事していました。 そんななかでも、同僚をまとめてい