スタッフ&キャスト陣によるリレー連載最終回のゲストは、原作の金子 彰史さんです。 ついにTVシリーズが完結した『戦姫絶唱シンフォギア』。金子さんが作品に、キャラクターたちに託した想いとはなんだったのか。今だから話せる裏話も含め、たっぷり語っていただきました。 ――『XV』で特徴的だったのは、過去シリーズのキャラクターたちの再登場があったと思います。この展開はもとから構想にあったのでしょうか? 金子 『XV』は過去のシリーズと違って、散りばめてきた要素を回収し、秘密をつまびらかにするというお片付けのターンでもあったので、それらを描くために過去のキャラクターを出すという構想は最初からありました。特にキャロルは『GX』の時点で『XV』の構想といいますか、先の展開の荒っぽい青写真があったので、「シンフォギアライブ2016」のバックヤードでキャロル役の水瀬いのりさんに「またやってもらうかもしれません
スタッフ&キャスト陣によるリレー連載第11回のゲストは、原作・音楽プロデューサーの上松 範康さんです。 『XV』を彩った音楽の中からゲストキャラクターの楽曲や複数人による楽曲を中心にセルフレビューをしていただきました。 ――今回のTVシリーズで最後に制作されたのはどの楽曲ですか? 上松 第13話のCパート、お墓の前に装者たちが集まるシーンの劇伴ですね。僕自らがピアノを弾きました。 ――作業が終わったときの心境を覚えていますか? 上松 納品したときに、少し肩が軽くなったような気がしました。ただ、最後の音をちゃんと終わりの音にするのか、それともあまり終わった感じを出さない半終止にするのか、作曲中は最後まで悩んでしまって。自分はどうしても先に続いていく物語が好きなので、TVシリーズは完結するとはいえどこか先に続くような終わり方にしたい気持ちがあったんです。でも、最後の「完」という文字をみたときに
スタッフ&キャスト陣によるリレー連載第10回のゲストは、立花 響役の悠木 碧さんと小日向 未来役の井口 裕香さんです。 響と未来の小さなすれ違いが、地球を巻き込んだ壮絶な戦いへと発展した『XV』。二人が辿ってきた険しい道のりとその結末についてたっぷり語っていただきました。 ――ついに『XV』の放送が終了し、『シンフォギア』シリーズも完結を迎えました。現在の率直な感想を聞かせていただけますか? 悠木 正直、終わった感が薄いです(笑)。毎シーズン、「これぞ最終回」という最終回を迎えていますし、金子(彰史)さんが最終回のアフレコのあとに「全65話のうち30話くらいは最終回だった」とおっしゃっていて、まさにその通りだと思ったんです。確かに各シーズン、数話に一話はクライマックスという作品ですし、今回が特別な最終回という感じでもなくて、今は「すごくいい試合でした!」という気持ちでいっぱいです。 井口
スタッフ&キャスト陣によるリレー連載第9回のゲストは、エルフナイン役の久野 美咲さんとキャロル・マールス・ディーンハイム役の水瀬 いのりさんです。 さらに成長したエルフナインと復活を遂げたキャロル。二人の絆とその戦いについて語っていただきました。 ――『XV』でキャロルが復活することを知ったとき、どんな心境でしたか? 水瀬 キャロルとエルフナインは二人で一つの存在ですし、いつか復活したらいいなと思っていたので、キャロルが復活すると聞いたときは嬉しかったですし、きっとキャロルファンの方にも喜んでいただけそうだなと思いました。 久野 『GX』の最終話でお別れして以降、エルフナインはキャロルにまた会える日を待ちわびながら研究を重ねてきたので、二人が再会できたときは感無量でした。エルフナインが窮地に立たされたときに助けにきてくれたという登場の仕方も劇的で、なおさら嬉しかったです。 ――水瀬さんは、
スタッフ&キャスト陣によるリレー連載第8回のゲストは、マリア・カデンツァヴナ・イヴ役の日笠 陽子さんです。 今期は翼との2度のデュエットがあったマリア。楽曲を歌ってみての感想と翼との関係を中心に語っていただきました。 ――ここまでのストーリーを振り返っての率直な感想はいかがですか? 日笠 『XV』はマリアが成長していく物語ではなくて、成長したところからスタートする物語だなと思いました。いろいろな事件が起こりましたが、マリアは感情をグッと抑えることが多くて、周囲を冷静に見渡しているんです。私自身もマリアと同じ目線で冷静に物語を見られている気がします。 ――『XV』では翼との関係がクローズアップされ、特に翼を気遣う場面が多い印象を受けました。 日笠 マリアと翼の関係値って、ずっと横並びだと思っていて。マリアが悩んでいるときは翼が救い出してくれるし、翼が悩んでいるときはマリアが救い出してくれる。
スタッフ&キャスト陣によるリレー連載第7回のゲストは、風鳴 翼役の水樹 奈々さんです。 序盤から過酷な状況に見舞われてきた翼ですが、第9話ではさらなる試練に晒されました。水樹さんはそんな翼に何を思ったのか、たっぷり語っていただきます! ――翼は序盤からかなり重い展開に見舞われましたね。 水樹 第1期第1話のライブで起きた惨劇、あの光景がこんなにもシンクロする事件が起きるなんて、「金子さんの意地悪!」って思いました(笑)。後輩の背中を優しく押せる頼もしい先輩に成長してきたと思っていたのに、またトラウマを抉られてしまって。第5期にしてこんな試練を与えられてこの先どうなるんだろうって心配になりましたし、役作りというところで私もまた試練を与えられることになるんだろうなと覚悟しました。 ――お芝居に関して何かリクエストされたことはありましたか? 水樹 第2話で刻印されたあとの暴走は、金子(彰史)さん
スタッフ&キャスト陣によるリレー連載第6回のゲストは、小野 勝巳監督です。 変身バンクや戦闘シーンなど、よりパワーアップしたアクションはいかにして生まれたのか。『シンフォギア』だからこその演出について語っていただきました。 ――ついに物語も折り返し地点を過ぎましたが、現在の手応えはいかがですか。 小野 『XV』はスタッフに新しい世代が入ってきたこともあり、かなり攻めたアクションシーンが描けているなという実感がありますね。『シンフォギア』シリーズが好きでこの現場に来たという熱意ある若手スタッフがすごく増えたんです。上がってくる画からもその思いがびしびし伝わってきますし、「大丈夫か? 頑張りすぎるなよ?」とちょっと心配になるくらいです(笑)。特に放送されたばかりの第8話はすごい映像になったのではないかなと思います。 ――第7、8話はまさかのキャロル復活回でした。 小野 第8話前半は超絶強かった
スタッフ&キャスト陣によるリレー連載第5回のゲストは、雪音 クリス役の高垣 彩陽さんです。 『AXZ』で過去の因縁に決着を付け、迷いを断ったクリス。ひと回り成長した彼女に、高垣さんは何を思うのでしょうか? ――第6話までの展開を振り返って、率直な感想はいかがですか? 高垣 『AXZ』も出し惜しみがないと感じましたが、『XV』はTVシリーズ完結編と謳っているだけあって、かつてないほど内容がてんこ盛りだなと感じます。第1話にして全員曲があり、いい最終回だなと思いましたし(笑)、第3話では訃堂さんが黒幕であることがわかり、これも普通だったら中盤以降にあるような展開だなと驚かされました。完結編ということで、きっと適合者の皆さんの期待値も上がっていると思いますが、その期待を確実に超えてきている前半戦だったなと思います。 ――装者同士の関係性についてはいかがでしたか? 高垣 第5話で6人とエルフナイン
スタッフ&キャスト陣によるリレー連載第4回のゲストは、ヴァネッサ役のM・A・Oさん、ミラアルク役の愛美さん、そしてエルザ役の市ノ瀬 加那さんです。 最弱ながらも絡め手でシンフォギア装者を追い詰める3人。その魅力やアフレコの裏側について語っていただきました。 ――皆さんは『シンフォギア』シリーズ初出演ですが、本シリーズにはどんなイメージがありましたか? 愛美 とにかく熱い作品というイメージがありました。 市ノ瀬 歌いながら戦うというスタイルが珍しいですし、少女が生身で戦うアニメでここまで戦闘が激しい作品もなかなかないと思うので、唯一無二というイメージがありましたね。そして歌の中毒性が物凄いです。 M・A・O 変身バンクがすごく好きです。カッコよくスタイリッシュで、かわいらしくもあって。男の子目線だけではなく女の子目線でも楽しめるのが素敵だなと思いました。 愛美 変身バンクは私も好きです! ギ
『戦姫絶唱シンフォギアXV』のスタッフ&キャスト陣によるリレー連載、第3回のゲストは風鳴 弦十郎役の石川 英郎さん、緒川 慎次役の保志 総一朗さん、藤尭 朔也役の赤羽根 健治さん、友里 あおい役の瀬戸 麻沙美さんです。史上初となる「S.O.N.G.座談会」で、作品やキャラクターへの思いを語っていただきました。 ――瀬戸さんと赤羽根さんは『シンフォギア』シリーズでインタビューを受けるのは初めてだそうですね。 赤羽根 7年にわたって関わらせていただいていますが、『シンフォギア』でメディアに露出するのは初めてですね。 瀬戸 『シンフォギア』でアフレコ以外のお仕事をするのは初めてなので、新鮮です。 ――第1期の頃って覚えていますか? 赤羽根 覚えています。第1期って、実はまだ自分が新人の頃だったんです。アニメ作品のオペレーター的な役どころってわりと新人に振られる傾向があって、まさに藤尭はその頃に出
スタッフ&キャスト陣によるリレー連載第2回のゲストは、月読 調役の南條 愛乃さんと暁 切歌役の茅野 愛衣さんです。 二人が大活躍した第2話のことやキャラクターソングについて語っていただきました。 ――第2話は衝撃の展開でしたね。 南條 本当にショッキングでした。ミラアルクちゃんがあんなに恐ろしいキャラクターだとは思わなくて。これまでもノイズが人を分解することはありましたけど、あそこまで残酷なシーンってほとんどなかったと思うので……。 茅野 毎回、敵キャラクターのことも好きになれるのが『シンフォギア』シリーズのよさなので、最初は三人のこともこれから好きになれるかもって思っていたんです。でも、これは本物の敵なのではって、認識を改めさせられるくらい衝撃的な展開でした。 南條 それでいて、三人は三人の絆があるという描写が今後如実に出てくるので、すごく複雑な気分になりますね。 ――その一方で、調と切
『戦姫絶唱シンフォギアXV』のスタッフ&キャスト陣によりリレー連載がスタート! 第1回のゲストは、立花 響役の悠木 碧さんです。 第1話の響のことやキャラクターソングについてたっぷり語っていただきました。 ――ついに『XV』の放送がスタートしました。今期の響について、どんな印象をお持ちになりましたか? 悠木 響は常に悩み続けている印象があったんですが、『XV』では悩み抜いてすっかり大人になった印象がありました。響が悩んでいることというのは、一言で言えば「正義とは何か」。たぶん、その正解を見つけたというよりも、「悩み続けることが正義なんだ」と腹をくくったんだと思います。 それは響の行動にも表れている気がします。今までは人の意見や事態を素直に受け止めて、反射的に行動するタイプでした。でも、『XV』では物事を一度受け止めつつもちゃんと吟味して、その上で自分が取るべき行動を取るんです。悩み抜いて、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く