2010年09月10日11:17 カテゴリ政治 懸念すべきは破綻ではなくオランダ病。 日本振興銀行が破綻。ペイオフが発動されます。まるで天からの声が聞こえるようです。「日本は、もっとお金を刷らないとダメなんですよ」。木村剛さんといえば『通貨が堕落するとき』という本で、長期金利の高騰と激しい円安に襲われる近未来を描いてみせた人。しかし現在の日本は1%ぐらいの長期金利、そして強い円高にさらされている状態ですから、振興銀行の終了は、いわば「ニッポン破綻論の終わり」のようにも感じます。 いよいよ国会でも日銀による国債の買い取りが論じられるようになりました。民主党の大久保議員は、「日銀券ルール」の撤廃を求めている。焦点は、財政法の5条。国会は、日銀に国債を買い取らせることができるでしょうか? すべて、公債の発行については、日本銀行にこれを引き受けさせ、又、借入金の借入については、日本銀行からこれを借