平成22年5月17日決算行政監視委員会第一分科会(http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/004117420100517001.htm) 宮崎岳志衆院議員の質問である。 日本銀行はコールレートをゼロ金利=0.002%程度の以前の金利ではなく、現在は0.1%にしている。 私の日本銀行に対する取材では、完全なゼロ金利にするとコール市場が貸し手がいなくなり枯渇する。そのため金融機関がコール市場の人員を再配置することから、利上げ等でコール市場に流動性が戻るときにノウハウの蓄積がなくなるなどの弊害があると説明していた。 確かにこの論理は一理あるだろう。ただし、日銀OBが短資会社の全会社に天下りをしているならば話は別である。 中央銀行は独立性が大事だと声高に叫びながら天下りで密着しているのは不思議な話である。 宮崎議員の指摘