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economicsとMyrdalに関するprisoneronthewaterのブックマーク (4)

  • 藤田菜々子『ミュルダールの経済学』第2章ー第4章、最終章を再読

    書はミュルダールの経済学の全貌を、「価値前提明示」の方法論と累積的因果関係の理論のふたつの視座からとらえたもの。世界的にみてもミュルダール研究としては、ウィリアム・バーバー『グンナー・ミュルダール』(2008、邦訳2011、勁草書房)を例外にしてほとんど例をみない業績である。 評者に与えられたのは、書の第2章から第4章までと最終章についてのコメントである。 第2章の要点 なぜ「価値前提の明示」が必要なのか? ミュルダールの方法論:局面Ⅰ 『経済学説と政治的要素』 価値判断と事実認識(信念)は分離できる。 自然法、功利主義の影響にある現在の経済学はこの分離を成し遂げていない ミュルダールの方法論:局面Ⅱ 『アメリカのジレンマ』の付録二以降 価値判断と事実認識(信念)は分離できない。事実認識にも「価値判断が前提」(=価値前提)であることが必要。 「事実認識と価値判断は何をもってしても切り離

    藤田菜々子『ミュルダールの経済学』第2章ー第4章、最終章を再読
  • [経済]研究会のご案内(8月26日)

    研究会メンバー以外でも参加できます。お問い合わせは、僕宛のメール(プロフィール欄にあり)でいただくか、以下の太子堂さん宛でお願いいたします。 経済理論史研究会(2011年8月26日金曜)のお知らせ 日時:8月26日(金) 14:30-17:30 会場:早稲田大学1号館2階会議室(早稲田キャンパス) http://www.waseda.jp/jp/campus/index.html http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html 現在、工事のため、早稲田大学1号館への入口は2か所に限られております。 おそらく一番わかりやすい入り方は、正門右手にあります早稲田キャンパス大型案内版の横の道を通って、1号館地下から2階に上がることかと存じます。 <合評会> 藤田菜々子氏著『ミュルダールの経済学−福祉国家から福祉世界へ』(NTT出版、2010年) 討論者:田中秀

    [経済]研究会のご案内(8月26日)
  • 女性経済学者を訪ねて:藤田菜々子さん」『経済セミナー』

    今日から全国で発売されている、私も監修に加わってる「経済学の偉大な思想家たち」シリーズの第一弾『グンナー・ミュルダール ある知識人の生涯』(ウィリアム・W・バーバー著)の訳者である藤田菜々子さんが、最近の『経済セミナー』の人気連載に登場。同じ分野の研究者に対してこんなこと言うとまずい気がするけど 笑 当に美しい方です。しかもインタビューを読めばわかるように、ハードな社会問題を考えてる硬派であり、また1000余の論文と幅広い活動で国際的にもなかなか全貌を把握できなかったミュルダールの研究者として世界でも屈指の貢献をなしています。 インタビューの中ミュルダールの面白さについて以下のように書いています。 「ミュルダールは、率直で、強烈な個性の持ち主です。行動範囲が旺盛で、多彩な業績があります。しかも経済学だけに限らず、差別問題などの社会調査や政治活動にも取り組んでいて、視野と行動力は国境を越

  • ウィリアム・J・バーバー『グンナー・ミュルダール ある知識人の生涯』

    経済学者の偉大な思想家たち」シリーズの第一弾。若田部昌澄さんと僕の監修でお送りするシリーズです。この第一弾の訳者は藤田菜々子さんで、日のミュルダール研究の第一人者です。また藤田さんは制度経済学の視点から資主義の多様性についても著作や訳書を多く持っています。まさに適任者の手になる訳書、そして便利な解説もついています。 以下、僕と若田部さんの推薦文を下に。 「書は、偉大な経済学者の評伝というだけではなく、現代日も抱える課題ー不況における金融政策のあり方、人口問題、経済的格差、差別ーを考え抜いた、「同時代人」の闘いの記録としても読めるだろう」(田中秀臣) 「ケインズ、ハイエクに続く20世紀経済学の巨人ミュルダールの知的評伝。不況、福祉国家、開発援助、人種差別といった現代の課題と格闘した経済学者を描いた書は示唆に富む」(若田部昌澄) 20世紀に偉大な経済学者(ミュルダールはノーベル経済

    ウィリアム・J・バーバー『グンナー・ミュルダール ある知識人の生涯』
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