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himaginaryとDeLongに関するprisoneronthewaterのブックマーク (7)

  • クルーグマン「コアインフレ理論を注視せよ、ただしブルウィップ効果に気を付けよ」 - himaginary’s diary

    デロングが、インフレについて考察したツイート*1で、プーチンのウクライナ侵攻はサマーズの懸念するインフレスパイラルの可能性をデロングの主観確率にして5%から40%に高めた、と述べたところ、クルーグマンはそれについては同意できない、として以下のようにツイートしている。 This is part of a very thoughtful thread about stagflation risks, but this particular point is one I disagree with 1/ To start with what *does* worry me, it's mainly labor markets. High wages are good, but unsustainably high wage growth isn't 2/ This looks like an o

    クルーグマン「コアインフレ理論を注視せよ、ただしブルウィップ効果に気を付けよ」 - himaginary’s diary
  • マクロ経済学の4分類 - himaginary’s diary

    ノアピニオン氏がブルームバーグ論説でマクロ経済学を4つに分類したところ、デロングが、その分類は間違っている、と批判した(H/T Economist's View)。 以下はノアピニオン氏の4分類。 喫茶店マクロ 多くの一般の議論で耳にするマクロ。しばしばハイエク、ミンスキー、ケインズといった死せる賢人の考えが中心となっている。正式なモデルは伴わないが、政治的イデオロギーが多く含まれていることが多い。 金融マクロ 資産価格(主に債券価格)の先行きを予測するために、金利や失業率やインフレ率やその他の指標の動向を読もうとする民間のエコノミストやコンサルタントのマクロ。単純な数学を使うことが多いが、先進的な予測モデルを使うこともある。個人的な当て推量が常にかなり入り込む。 学界マクロ 教授たちが経済に関する簡易モデルを構築するマクロ。80年代以降、モデルはDSGEのみとなった。学者たちは、そうした

    マクロ経済学の4分類 - himaginary’s diary
  • デロング=サマーズに消費増税を当てはめたら - himaginary’s diary

    ツイッターなどでの消費税の影響に関する議論を見て、ふと、デロング=サマーズ論文の計算に消費税を当てはめたらどうなるだろうか、ということが気になった。そこで、ここで紹介した一連の関係式を、財政刺激策から消費増税に置き換えたら(即ち、ΔGを-YnΔtに置き換えたら)どうなるかを考えてみた。 乗数効果(ここでYnは現在のGDP、mは乗数、tは税率を指す) (1) ΔYn = -mYnΔt 乗数効果による税収のキックバックを考慮した債務減少分(ここでDは政府債務を指す) (2) ΔD = -(1 - mt)YnΔt *1 乗数効果による将来のGDPの押し下げ効果(ここでYfは将来のGDPを指す) (9) ΔYf = sΔYn 財政政策を消費増税に置き換えたので、「債務GDP比率を一定に保つために必要な増税」は行わないことになり、それに関係する式は考慮しなくて良いことになる。ただ、増税によるラッファ

    デロング=サマーズに消費増税を当てはめたら - himaginary’s diary
    prisoneronthewater
    prisoneronthewater 2016/03/23
    "ここで今一度良く考えてみる必要があるのは、そのような長期間に亘る利払い節減のために低成長率の履歴効果を甘受せよというのが本当に子孫のためになるのかどうか"
  • クルーグマン「政策はモデルによって律せられるべし」 - himaginary’s diary

    一昨日および昨日のエントリで紹介したクルーグマンとデロングのやり取りでは、FRBが既存のモデルに囚われていたがために利上げに踏み切った、というサマーズの見解が一つのテーマになっていた。これについてデロングは、いや、FRBがクルーグマン(1999)のような既存のモデルを踏襲していたら利上げを急がなかったはずだ、と述べ、クルーグマンもそれに賛意を示した。ただしクルーグマンは、デロング=サマーズ論文で提示された履歴効果は既存のモデルからは外れているだろう、とも指摘し、デロングもそれを認めた(ちなみにクルーグマンはデロングがリンクした1999年の小論の枠組みを、ゼロ金利下限付きのIS-LM[IS-LM with a zero lower bound]と表現している)。 この2人のやり取りに当のサマーズが参戦し、両人は需要サイドのモデルを考えているようだが、自分の念頭にあったのは供給サイドのモデルだ

    クルーグマン「政策はモデルによって律せられるべし」 - himaginary’s diary
  • なぜクルーグマンは考えを変えたのか? - himaginary’s diary

    昨日エントリで12/22サマーズ論説を巡るクルーグマンとデロングのやり取りに触れたが、その中でデロングが以下のようなことを書いている。 Since 1999, Paul has changed his mind. He has become an aggressive advocate of expansionary fiscal policy as the preferred solution. Why? And is he right to have done so? Or should he have stuck to his 1999 position, and should he still be lining up with Ken today? (拙訳) 1999年*1以降、ポールは考えを変えた。彼は拡張的財政政策こそ好ましい政策だと積極的に唱えるようになった。何故か? そし

    なぜクルーグマンは考えを変えたのか? - himaginary’s diary
  • フィナンシャルタイムズが読めるようになるためのマクロ経済学課程 - himaginary’s diary

    今のマクロ経済学の教科書を読んだりマクロ経済学の課程を履修しても、現下の不況についてフィナンシャルタイムズが報道している記事や、その紙面上で交わされている議論を理解することはできない、と先月12日にデロングが書いている(H/T Interfluidity)。 それらを理解するためには、不況を説明するのに現在も有効な以下の5つの理論を教える必要がある、とデロングは言う。 実質賃金が完全雇用経済を維持するには高過ぎる水準に留まっているため、失業率が高くなるのだ、という理論。従って、不況は耐え忍ぶべきもの、ということになる。 今日の高失業率は過去の過剰投資の避けられない帰結である、という理論。従って、不況は耐え忍ぶべきもの、ということになる。 流動性を持つ現金の不足のために不況が生じた、というマネタリスト理論。流動性不足は人々を現金残高の確保に駆り立て、現時点での財やサービスへの支出を差し控えさ

    フィナンシャルタイムズが読めるようになるためのマクロ経済学課程 - himaginary’s diary
  • 活用されなかった七つ道具 - himaginary’s diary

    昨日紹介したデロングのエッセイでは、政策金利がゼロ下限に達した後でも、以下の7つの政策ツールが残っていた、と書いている。 財政政策 量的緩和 インフレ目標 銀行債務の政府保証 問題企業の国有化 民間リスクの引き受け モーゲージ債務再編策 しかし、これらは十分に活用されなかったために危機が深刻化した、というのがデロングの見立てである。というのは: 財政政策 確かに議会は8000億ドルの景気刺激策を通したが、その後は、上院で60票集めることの困難さ(共和党とブランシュ・リンカーン、ベン・ネルソン、ジョー・リーバーマン)が、さらなる追加策を阻んだ。オバマ政権は、例えばバイデン副大統領を共和党上院議員との膝詰め談判に送り込むといった努力をすべきだった。 量的緩和 確かに2008年末にFRBはバランスシートをリスク資産で膨らませた。しかし、危機が小康状態になると、止めてしまった。バーナンキは2年間、

    活用されなかった七つ道具 - himaginary’s diary
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