絵コンテへ移っていく段階で徐々に熱を帯びていく感じに ――盛り上がってきましたね! 若林広海さん(以下、若林):第7話からはじまった第二部も第15話でひとつ大きなクライマックスを迎えます。ありがたいことに毎週新たな話数が放送されるたび視聴者のみなさんからの反響も大きくなっているように感じます。 ――視聴者の熱は、作っているスタッフ側も感じていますか? 若林:制作話数も中盤を超え、各現場も熱を帯びていく感じがしていますね。このあたりの脚本が上がったのはだいぶ前なんですけど、そこからコンテ、作画、アフレコへと移っていく段階で、監督含め各セクションのスタッフの熱の籠った仕事がフィルムに焼き付いていくような感覚と言いますか。それがどう視聴者の皆さんに伝わっていくのか、毎週放送後は感想を探して読むようにはしています。 ――本日は第7話以降のお話を聞いていくのですが、そこからここまでずっと種を撒いてき