ラマスHC(写真)が提唱する「日本流」のバスケとは何か? Bリーグ公認アナリストの佐々木クリス氏が切り込んだ 【スポーツナビ】 日本のバスケは前進しているが、世界のバスケも進化している。代表がより先へ進むためには、より大きな相手に立ち向かうための綿密な構想が必要になる。また11月24日に開幕するワールドカップ(W杯)アジア1次予選で男子日本代表が対戦する3カ国は、世界ランクを見ればいずれも「同等以上」のチーム。決して長くはない準備期間の中で、それぞれの特徴に合わせた策を用意しなければならない。 フリオ・ラマスヘッドコーチ(HC)が提唱する「日本流」とは何か? 後編もさまざまな視点からBリーグ公認アナリストの佐々木クリス氏が切り込んだ。 ――ヨーロッパやNBAの試合を見ると、ミドルレンジのシュートを排除して、リング回りやコーナーからの3ポイントをより多く打つ流れがあります。それに対して日本は