日本の保護者は子供がインターネットでいじめやトラブルに巻き込まれる心配をしているものの、対策をとっている割合は他国より少ない傾向にあることが、インターネットセキュリティー大手のシマンテックが行った国際調査で分かった。シマンテックは「ネットいじめ対策親子ガイドブック」をネットに公開、子供と利用方法について話し合うよう勧めている。 国際調査は昨年9~10月、日本、米国、中国など世界21カ国・地域で18歳未満の子どもがいる保護者を対象に実施。ネットアンケートに日本では保護者205人が回答した。それによると、日本の保護者の62%(世界平均57%)が子供がネットいじめに遭うことを心配している。日本の場合、被害者だけでなく、加害者になることを心配している親が61%と世界平均(42%)より高かった。