パラリンピックの選手77人を対象に共同通信がアンケートをした結果、2020年大会の東京開催が決まって以降、パラスポーツの環境が改善したとする選手が9割近くに上った一方、6割超が「パラスポーツの魅力向上」を課題に挙げた。メディアへの露出やスポンサー企業は増えていても、競技自体の魅力はまだ十分、人々に浸透していないと感じている実態が浮かんだ。アンケートは今月、聞き取りを中心に実施。アーチェリー、陸
パラリンピックの選手77人を対象に共同通信がアンケートをした結果、2020年大会の東京開催が決まって以降、パラスポーツの環境が改善したとする選手が9割近くに上った一方、6割超が「パラスポーツの魅力向上」を課題に挙げた。メディアへの露出やスポンサー企業は増えていても、競技自体の魅力はまだ十分、人々に浸透していないと感じている実態が浮かんだ。アンケートは今月、聞き取りを中心に実施。アーチェリー、陸
義足の8メートル・ジャンパー、マルクス・レーム(29=ドイツ)が世界新記録をマークした。男子走り幅跳び(切断などT64)決勝の最終6回目に8メートル47。自らが持っていた記録を7センチ更新した。 空中高く舞った185センチの長身が砂に着地した瞬間、メーンスタンドは静まりかえった。続いてどよめきが広がる。そして、フィールドの掲示板に記録が映し出されると、大きな歓声に変わった。レームは何度もスタンドに向かって両拳を突き上げた。 2日間の競技の最終種目を快記録で締めくくった。16年リオデジャネイロ五輪の優勝記録を9センチ上回り、今季の健常者の記録でも世界3位に並ぶ。「今日は1回目から感触がよくて、記録が出そうな予感がしていた。日本で跳べてよかったよ」。最初に8メートル18と跳んだ後は踏み切りが合わずに苦しんだが、それは助走がトップスピードに達していた証拠。5回目に8メートル27に伸ばして準備を整
関連カテゴリ: 東京パラムーブメント, 陸上 — 公開: 2018年7月7日 at 3:34 AM — 更新: 2018年7月10日 at 8:53 AM 7月6日、「2018 ジャパンパラ陸上競技大会」の開会式と記者会見が、群馬県前橋市内のホテルで行われた。大会は今回で28回目で、群馬県での開催は初めてとなる。 開会式で、日本障がい者スポーツ協会の鳥原光憲会長は「今大会は、海外からリオパラリンピックの金メダリストや世界記録保持者など世界のトップアスリートを招待しています。世界レベルの白熱したレースが、日本のパラスポーツ振興や2020年への機運を高めるきっかけとなってほしいです」と挨拶した。 ●世界のトップアスリートが記者会見で抱負を語る! 記者会見に出席した海外選手は、男子走り幅跳びの世界記録保持者、下腿義足のマルクス・レーム(ドイツ/T64)ら、世界トップアスリートとして招聘された5人
日本財団(笹川陽平会長)のパラアスリート奨学金授与式が26日、東京都内の日体大世田谷キャンパスで行われた。 この奨学金制度は日体大、同大付属高校及び設置高校に在学する身体障害、知的障害を持つ学生、生徒を対象に、パラリンピックなど世界レベルで活躍するアスリートの養成を目指すもので、第2期の今年は8人が選出された。学費、生活費、遠征費、用具費などへの活動支援として、1人につき年間500万円程度が今後4年間支給される。 第1期の昨年は19人が選出されており、その中からパラアイスホッケーの堀江航、女子アルペンスキーの本堂杏実が今年3月の平昌(ピョンチャン)パラリンピックに出場している。 第2期生8人は以下の通り。 ◆卓球=辻村琢光(日体大1年・右上肢機能障害)佐藤雄代(日体大付属高等支援学校1年・知的障害) ◆サッカー・フットサル=阿部菜摘(日体大1年・聴覚障害) ◆パラアイスホッケー=石川雄大(
パラスポーツ専用体育館「日本財団パラアリーナ」が完成 オープンセレモニーに森組織委会長、小池都知事ら出席 2018年6月1日より、運営開始 この度、日本財団パラリンピックサポートセンター(以下、パラサポ)は、パラアスリートの練習環境整備を目的に、パラスポーツ専用体育館である「日本財団パラアリーナ」を建設しました。東京臨海副都心地区にある「船の科学館」の敷地スペースを活用し、2018年6月1日より、運営を開始いたしました。 (後列左から3番目より)日本財団パラリンピックサポートセンター 山脇康会長/東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 森喜朗会長/日本財団 笹川陽平会長/小池百合子東京都知事/日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会 鳥原光憲会長/日本海事科学振興財団 鈴木浩司常務理事、各競技の選手らがオープンセレモニーに出席。 2020年東京パラリンピック競技大会開幕
「昨日デートでボッチャやってきたよ」。そんな会話がある日常を実現することが、パラリンピック競技の真の普及となる-。2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会のアドバイザーで、クリエーティブ会社「ワン・トゥー・テン」の沢辺芳明社長(44)が、パラスポーツの見方を180度変えようと挑戦している。「サイバースポーツ・プロジェクト」としてボッチャ、ウィル(車いす)に続き、来年前半までにサイバー車いす・テニス、バスケットボール、ラグビーの完成を目指していることも明かした。【三須一紀】 サイバーボッチャを開発した沢辺芳明社長(撮影・三須一紀) 「『パラスポーツを応援しましょう』『障がい者を応援しましょう』ではお客さんは見に来ない。それは正直、きれい事」 歯に衣(きぬ)着せぬ直球で、厳しく本質に迫る。自身も18歳でバイク事故に遭い、車いす生活を送る身だが、むしろ、きれい事をぬぐい去ることで初めて、
第14回日本車いすカーリング選手権大会が新潟アサヒアレックスアイスアリーナで開催された。 本州ブロックと北海道ブロックからそれぞれ3チーム、計6チームのラウンドロビン(総当たりリーグ)で上位3チームがプレーオフへ。決勝は北見フリーグスとチーム長野の顔合わせとなった。 序盤はチーム長野が連続スティールを記録するなど、フォースの和智浩が「ロールがいいところに転がってくれるなど、ツキがあった」と振り返ったように前半を3点リードで終えた。 北見はハーフ明けの5エンドに、セカンドの岩田勉やサードの柏原一大などが好ショットを繋げチャンスを作る。それに応える形でフォースの坂田谷隆がタフなニューパスを決め、3点のビッグエンドに仕上げて一挙に追いついた。 和智は「坂田谷さんをはじめ、全員がしっかりドローを決めてくる。実力は向こうのほうがまだ上だと思う」と対戦相手の技術を認めたが、すぐさま2点を返し偶数エンド
【読売新聞】 車いすバスケットボール・日本選手権の決勝が20日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、宮城MAX(東北)がNO EXCUSE(東京)を延長戦の末に87―78で破り、10連覇を達成した。69―69で延長戦に入ると
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