舞台やテレビドラマなどで幅広く活躍した俳優の辻萬長さんが今月18日、腎うがんのため亡くなりました。77歳でした。 辻萬長さんは佐賀県出身で、高校を卒業後、劇団「俳優座」の養成所に入り演劇を学びました。 劇作家の井上ひさしさんが旗揚げした劇団「こまつ座」に初期から参加し、看板俳優として数多くの舞台に出演したほか、NHKの大河ドラマ「風林火山」や連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」など、多くのテレビドラマや映画で活躍しました。 最近でも、おととし放送された連続テレビ小説「なつぞら」や、今月13日に放送された終戦ドラマ「しかたなかったと言うてはいかんのです」などに出演し、来年放送される大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも出演を予定していましたが、腎うがんの治療に専念するため降板することを先月、発表していました。 所属事務所によりますと、辻さんはがんの治療を続けていたということですが、今月18日、腎うがんの