アメリカンフットボールの日大と関学大の定期戦(6日、東京)で日大の選手が悪質なタックルで関学大の選手を負傷退場させた問題について、林芳正文部科学相は18日の閣議後の会見で、「6日に行われた関西学院大学と日本大学とのアメリカンフットボール定期戦において関西学院の選手が相手守備選手からのタックルを受けて負傷退場した件については、看過できない非常に危険な行為だったと認識しており、スポーツを担当する省の責任者として早期の問題解決を望んでおります」と述べた。 また、今後に向けて、「現在、日本大学が所属している関東学生アメリカンフットボール連盟、ここが規律委員会を設置して調査を行っている。文科省スポーツ庁としては事態の全容解明と再発防止に向けて規律委員会より出される報告を踏まえて必要な対応をしてまいりたい」と話した。