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ブックマーク / nazology.net (83)

  • 遺伝子操作で「6本足のマウス」を作成!性器を無くして新たな肢に - ナゾロジー

    シャカシャカと虫のように歩けるのでしょうか? ポルトガルのグルベンキアン科学研究所(IGC)で行われた研究により、マウスの遺伝子を操作することで、性器になるはずだった細胞を追加の後肢に変換し、6脚のマウスを作り出すことに成功しました。 これは生殖器の代わりに後肢を増加させたのだという。 足と生殖器にはなんの関係もないように思えますが、なぜそのようなことができたのでしょうか? 研究内容の詳細は2024年3月20日に『Nature Communications』にて公開されました。

    遺伝子操作で「6本足のマウス」を作成!性器を無くして新たな肢に - ナゾロジー
    yamadar
    yamadar 2024/04/05
  • MITが波エネルギーの95%以上を散逸させる人工礁を開発 - ナゾロジー

    私たちは幾度もの被災により、波が非常に大きなエネルギーを持っていることを身をもって経験してきました。 だからこそ、嵐などで生じる強力な波が、自然環境や沿岸地域に住む人々にとって脅威となることもよく分かります。 こうした波の影響を低減させる技術は、長く研究されていて、消波ブロックが有名ですが、実は自然の「サンゴ礁」もそのような波の脅威から沿岸地域を保護するのに役立っていることがわかってきています。 そこでアメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)機械工学部に所属するマイケル・S・トリアンタフィロウ氏ら研究チームは、サンゴ礁のような働きをする「人工礁」を開発しました。 彼らによると、この人工礁は波エネルギーの95%を散逸させる可能性があるといいます。 研究の詳細は、2024年3月26日付の科学誌『PNAS Nexus』に掲載されました。 Artificial reef designed by

    MITが波エネルギーの95%以上を散逸させる人工礁を開発 - ナゾロジー
  • ファンタジーで美しいエルフ語を作る方法:人工言語の印象を決める要素が判明! - ナゾロジー

    異世界の言語学です。 ドイツのフンボルト大学ベルリン(HU Berlin)で行われた研究によって、ファンタジーやSFの世界で使われている人工言語のどんな要素が、美しさや邪悪さなどの音声的な印象に繋がっているかが調べられました。 調査対象となった人工言語には、有名なフィクション作品で創作された優雅な響きを持つエルフ語や醜く凶悪なオークたちのオーク語、理知的な異星人たちのバルカン語、荒々しい戦闘民族の使うクリンゴン語など12種類が含まれています。 研究は、ファンタジーやSFの世界が好きな人たちならば、一度は考えたことがある異世界言語の音声学的な魅力を分析したものと言えるでしょう。 研究内容の詳細は『Language and Speech』にて公開されています。 From Star Trek’s Klingon to Tolkien’s Orkish: Unraveling the audit

    ファンタジーで美しいエルフ語を作る方法:人工言語の印象を決める要素が判明! - ナゾロジー
  • 呪印の刻まれたイカ?ニュージーランド沖深海探検「未知の生物」新たに100種以上 - ナゾロジー

    深海は未知のモンスターだらけのようです。 研究者いわく、現在見つかっている海洋生物は予想される全体の10%にも満たず、さらに海底の80%以上はいまだにマッピングされていないという。 つまり、海の世界は地球上で最も謎に満ちた場所の一つといえます。 以前には、チリ沖の深海探査の末に、新種と見られる海洋生物が一挙に100種以上も見つかったというニュースを報じました。 そして今回、ニュージーランド沖での深海探査で新たに100種以上の未知なる生物が発見されたとのことです。 さて、どんな珍妙な生物が見つかったのでしょうか? 100 NEW OCEAN SPECIES DISCOVERED IN NEW ZEALAND https://oceancensus.org/100-new-ocean-species-discovered-in-new-zealand/ New ocean species di

    呪印の刻まれたイカ?ニュージーランド沖深海探検「未知の生物」新たに100種以上 - ナゾロジー
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    yamadar 2024/03/14
    センジュナマコの一種のデザインが素晴らしすぎる
  • 爪サイズの体からジェット機レベルの爆音が出せる小魚!そのメカニズムを解明 - ナゾロジー

    自然はときに驚くべきスーパーパワーを持った生物を生み落とします。 ミャンマーの河川に分布する小さな魚「ダニオネラ・セレブラム(Danionella cerebrum)」は、人の爪ほどの大きさしかないにもかかわらず、140デシベル(dB)という爆音を出せるのです。 これは救急車のサイレンよりも大きく、一般的な拳銃が発する銃声やジェット機の音に匹敵します。 なぜそんなことが可能なのか今まで謎でしたが、独シャリテー – ベルリン医科大学(CUB)の研究により、小さな体から爆音が生じるメカニズムがついに解明されました。 研究の詳細は2024年2月26日付で科学雑誌『PNAS』に掲載されています。

    爪サイズの体からジェット機レベルの爆音が出せる小魚!そのメカニズムを解明 - ナゾロジー
  • セロトニン低下によって「やる気」が落ちる仕組みが明らかに! - ナゾロジー

    セロトニン不足はどのように意欲を低下させるのか?セロトニン不足はどのように意欲を低下させるのか? / Credit: canvaセロトニンは私たちの「やる気」や「元気」と深く関わる物質です。 セロトニンレベルが低下すると、気分や意欲が落ち込むだけでなく、イラつきを引き起こしたり、行動にかかるコストに敏感になるなど、様々な面で悪影響を起こすことが報告されています。 他方で、セロトニンを増やす薬はうつ病に見られる不安や意欲低下の治療薬として用いられています。 しかし「セロトニンの低下がどのようなプロセスで意欲生成を阻害し、やる気の低下に繋がるのか」という詳しい仕組みは解明されていません。 また脳内に10種類を超えるとされるセロトニン受容体のうち、どれがこの仕組みに関係しているかも不明です。 現状の治療薬は即効性が低いという問題点があり、これらの仕組みの理解はその改善に役立つと期待されています。

    セロトニン低下によって「やる気」が落ちる仕組みが明らかに! - ナゾロジー
    yamadar
    yamadar 2024/01/10
    『セロトニン不足による意欲低下に関わる受容体をピンポイントで特定できたことは、うつ病患者に投与される従来の治療薬の効き目や即効性を改善するなど、大きな意味を持ちます』
  • オーパーツの正体!「クリスタル・スカル」に隠された真実とは? - ナゾロジー

    クリスタル・スカルの歴史オーパーツは古代の遺跡などから発見された工芸品が、その発掘年代の技術で作れるはずがないと判断された場合に主張されるものです。 例えば、古代人が恐竜の土偶や彫刻を作っていた場合、知りうるはずのない知識が記録された遺物としてオーパーツと呼ばれます。 クリスタル・スカルは3000年以上昔の文明によって作られたと主張されていながら、これを当時可能だったと考えられる研磨技術で作ろうとすると数百年近い時間がかかることから制作は不可能だったと結論されています。 また現代の加工技術を使って作られた痕跡は無く、遺跡から発掘されているため捏造の可能性も低いと主張されています。 こうして聞くと確かにクリスタル・スカルはオーパーツと呼ぶべき不思議な工芸品に思えますが、多くの場合、不思議な問題とは情報が矛盾していることで起こります。 つまりロマンに浸らず、誤った主張を洗い出せばオーパーツは科

    オーパーツの正体!「クリスタル・スカル」に隠された真実とは? - ナゾロジー
    yamadar
    yamadar 2024/01/03
    『事実を知ってもなお想像力と興味をかきたてる魅力は、これからも人々の心に刻まれていくのかもしれません。たとえそれが嘘だったとしても』良い結びだなぁ
  • 古代のナビゲーション機器「アストロラーベ」 - ナゾロジー

    人類はコンピュータやGPSが発明される前から、太陽・月・星の位置、時刻、航海中の現在位置を知ることができました。 そしてそれらを測定するための「アストロラーベ」と呼ばれる特殊な天体観測器も存在しました。 これは古代の天文学者や占星術者たちに広く使用されてきたもので、「ある種のアナログ計算機」だと言えます。 現在では、その精巧さや美しい見た目から、工芸品として高い人気を誇ります。 これまでに数多くのアストロラーベが作られてきましたが、最近、フランスの「ミディ=ピレネー天文台(OMP)」に所属する天文学者エマニュエル・ダヴースト氏は、アストロラーベのパーツを分析することで、製造年代を特定することができました。 研究の詳細は、2023年11月29日付で、プレプリントサーバ『arXiv』にて発表されています。 製造年代まで知ることができる「古代の機器」とは、いったいどのようなものなのでしょうか。

    古代のナビゲーション機器「アストロラーベ」 - ナゾロジー
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    yamadar 2024/01/03
    『太陽や星の位置、航海中の現在位置や時刻などを知ることができるため、天文学者や占星術者、航海士たちから重宝された』『17世紀の「振り子時計」、18世紀の「六分儀」などの発明により徐々に使用されなくなった』
  • まるで時空の歪み!?中国テンセント新社屋”4つのビルがねじれた”『Tencent Helix』 - ナゾロジー

    奇抜!?それとも傑出!? 螺旋状に天へと伸びるビル「Tencent Helix」世界の至る所には、奇抜な建築物が存在しています。 ダンシング・ハウス / Credit:Bobby-John de Bot(Wikipedia)_ダンシング・ハウス (プラハ)例えば、チェコの首都プラハには、「ダンシング・ハウス」と呼ばれるねじれた建物があります。 まるで「抱きかかえる男性」と「体をしならせる女性」のカップルがダンスを踊っているかのようです。 ビルバオ・グッゲンハイム美術館 / Credit:MykReeve(Wikipedia)_ビルバオ・グッゲンハイム美術館 またスペインのビルバオには、魚の鱗を無造作に張り付けたような「ビルバオ・グッゲンハイム美術館」があります。 こちらも奇抜な建物ですが、人々からの評価は高く、「最高の建築物」とさえ呼ばれてきました。 このように世界の建築家たちは、自分の創

    まるで時空の歪み!?中国テンセント新社屋”4つのビルがねじれた”『Tencent Helix』 - ナゾロジー
    yamadar
    yamadar 2023/12/30
    これは面白い。見てみたいなぁ
  • 東京大学が「因果を打ち破って充電」する量子電池を発表 - ナゾロジー

    因果を破って充電します。 東京大学で行われた研究により、因果律の壁を打ち破る新たな手法によって、従来の量子電池の性能限界を超えることに成功しました。 これまで私たちは古典的な物理学も量子力学でも「AがBを起こす」と「BがAを起こす」いう因果律が存在する場合、一度に実行できるのは片方だけであると考えていました。 しかし新たな充電法では、2つの因果関係を量子的に重ね合わせる方法が用いられており、「AがBを起こす」と「BがAを起こす」という2つの因果の経路から同時に充電することに成功しました。 研究者たちはこの方法を使えば、既存の量子電池の充電能力を高めることができると述べています。 しかし因果律を破るとは、具体的にどんな方法なのでしょうか? 今回はまず因果律を打ち破る不確定因果順序(ICO)と量子電池の基的な仕組みを解説し、その後、2つの量子世界の現象を組み合わせた今回の研究結果について紹介

    東京大学が「因果を打ち破って充電」する量子電池を発表 - ナゾロジー
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    yamadar 2023/12/28
    ベヘリットが目を開いて蝕が始まりそう
  • 哺乳類は理由がなければ「顔を長くしたい」生き物だった - ナゾロジー

    馬に「なんで顔が長いの?」と聞くと、その正しい答えは「余裕があるからさ」となるようです。 ロバとウマ、ヒツジとウシ、ワラビーとカンガルーのように、哺乳類における同じグループの小型種と大型種を比べてみると、ほとんど決まって大型種の方が長い顔をしているのが分かります。 実はこの理由は今までよく分かっていませんでした。 しかし豪フリンダース大学(Flinders University)は最近、この謎が「摂への適応」というシンプルな枠組みで説明できると発表。 すばり、小さい動物は筋肉量が少ないので、できるだけ噛む力を強くするために顔を短くし、逆に大きい動物はそもそも噛むための筋肉量が十分なので、顔を長くしても大丈夫なのだという。 となると哺乳類は基的に「顔を長くしたい生き物」のようですが、顔を長くするメリットはどこにあるのでしょう? 研究の詳細は、2023年11月29日付で科学雑誌『Biolo

    哺乳類は理由がなければ「顔を長くしたい」生き物だった - ナゾロジー
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    yamadar 2023/12/21
    顔が細長いボルゾイ(体重40kgくらい)と顔が丸いセントバーナード(体重70kgくらい)が思い浮かんだ
  • 「自殺を考える人」は血中に検出可能な変化が起きていた!しかもその成分は男女で違う - ナゾロジー

    自殺の認識が変わるかもしれません。 米国のカリフォルニア大学(UC)で行われた研究によって、男女で異なる5つの化合物の血液濃度を測定するだけで、自殺念慮の高い人を90%以上の精度で特定できることが示されました。 また研究では男女共通の自殺念慮の因子として「ミトコンドリアの機能低下」を示す化合物も特定されました。 ミトコンドリアは細胞内のエネルギー生産工場として機能しているだけでなく、脳と体の間の信号を調整する「ミトコンドリア情報処理システム(MIPS)」の中枢を担っており、機能不全は全身の細胞に大きな悪影響を及ぼすと考えられています。 このことから研究者たちは、プレスリリースにて「自殺未遂は実際には、細胞レベルで耐えられなくなったストレスを(死によって)止めようとする、より大きな生理学的衝動の可能性がある」との仮説を提唱しています。 研究内容の詳細は2023年12月15日に『Transla

    「自殺を考える人」は血中に検出可能な変化が起きていた!しかもその成分は男女で違う - ナゾロジー
    yamadar
    yamadar 2023/12/21
    "「自殺未遂は実際には、細胞レベルで耐えられなくなったストレスを(死によって)止めようとする、より大きな生理学的衝動の可能性がある」"
  • 「ヒツジイヌです、ワンワン」毛織物の材料になった伝説の絶滅犬 - ナゾロジー

    絶滅させたのは誰でしょうか? 米国のスミソニアン博物館(Smithsonian Museum)で行われた研究によって、伝説の存在とされていた「羊の毛」を持つ犬が、実在していたことが明らかになりました。 研究では150年以上前に採取された犬の毛皮DNA分析が行われており「羊の毛」のように縮れた糸になりやすい毛の遺伝子が発見されました。 また以前は、羊の毛を持つ犬たちは産業革命によってもたらされた大量生産された安価な毛織物製品の存在によって、犬たちが飼われなくなったことが絶滅につながったと考えられていました。 しかし現地の長老たちのインタビューと複数の犬のDNA分析によって、羊の毛を持つ犬たちが絶滅した原因が、全く別のものであることが示されました。 羊の毛を持つ犬たちは、どのように飼われ、どのように絶滅したのでしょうか? 研究内容の詳細は2023年12月14日に『Science』にて「古代ゲノ

    「ヒツジイヌです、ワンワン」毛織物の材料になった伝説の絶滅犬 - ナゾロジー
    yamadar
    yamadar 2023/12/20
    "口伝されている伝承の内容をDNAの分析結果と「嚙み合わせる」今回の手法は、民俗学や人類学の新たなスタンダードとして非常に高い評価を受けています"
  • バッタを「3倍の重力環境」で育てたら外骨格がパワーアップ!ただし5倍以上だと… - ナゾロジー

    ドラゴンボールに出てくる惑星ベジータは重力が地球の10倍あります。 そんな環境で育ったサイヤ人たちは、地球人よりも遥かに優れた身体能力を手にしていました。 どうやらそれと同じことが地球のバッタにも起こるようです。 独ブレーメン応用科学大学(BUAS)の研究で、重力室の中で育ったバッタはわずか2週間で脚の強度がパワーアップすることが明らかになりました。 重力室でトレーニングを積んだ悟空のように、バッタも過重力に晒されることで強靭なジャンプ力を手にできるようです。 研究の詳細は、2023年12月6日付で科学雑誌『Proceedings of the Royal Society B』に掲載されています。

    バッタを「3倍の重力環境」で育てたら外骨格がパワーアップ!ただし5倍以上だと… - ナゾロジー
    yamadar
    yamadar 2023/12/11
    これは人間でも同じなのだろうか。宇宙飛行士の事例見ると何となく同じだろうとは思うけど
  • 謎多き世界最大級の単細胞生物「オオバロニア」その中身は?増殖方法は? - ナゾロジー

    地球上で最大級の単細胞生物、オオバロニア(Valonia ventricose ) 。 この緑藻は、表面から見るとただの光沢のある緑色の球体に過ぎませんが、その内部には驚くべき秘密が隠されています。 日の近海にも存在する、この巨大な単細胞生物たちはどのような「中身」をしており、またどのように細胞分裂するのでしょうか? 今回はまず気になる中身を紹介しつつ、増殖の仕組みについても解説したいと思います。 研究内容の詳細は『Protoplasma』にて掲載されました。

    謎多き世界最大級の単細胞生物「オオバロニア」その中身は?増殖方法は? - ナゾロジー
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    yamadar 2023/12/07
    おもしろい。指で磨り潰すと増えるとか驚異的だな
  • 「あなたの一番古い記憶は?」人は覚えていても2歳以前の記憶にアクセスできなくなっている - ナゾロジー

    皆さんが思い出せる最も古い記憶はいつ頃のものでしょうか。 稀に「母親の胎内にいたときを覚えている」という方もいますが、ほとんどの人は2〜3歳以降のことだと思います。 このように人生初期(0〜3歳頃)の記憶が抜け落ちている現象を「幼児期健忘(infantile amnesia)」といいます。 ただ、最近の研究では人間の自意識は4カ月頃から発達すると報告されており、ほとんどの人が2〜3歳以前の記憶を思い出せない理由はよく分かっていませんでした。 この疑問に対して、アイルランド・ダブリン大学トリニティ・カレッジ(TCD)の研究チームは、私たちが人生初期の記憶を喪失しているわけではなく、アクセスできない状態になっているだけである可能性を示唆する研究結果を報告しています。 さらに驚くべきことに、幼年期の記憶にフタがされるかされないかは、妊娠中の母親の免疫反応に大きな要因があったといいます。 研究の詳

    「あなたの一番古い記憶は?」人は覚えていても2歳以前の記憶にアクセスできなくなっている - ナゾロジー
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    yamadar 2023/12/01
    言葉の発達前は長期記憶にならないのかと思ってた
  • 自分の人生を「英雄の旅」に当てはめると幸福になると判明 - ナゾロジー

    自分率100%の英雄物語を作りましょう。 米国のノースカロライナ大学(UNC)で行われた研究によれば、自分の人生を英雄の物語に落とし込むプロトコル(手順)が開発されました。 研究では、自分の人生を英雄物語に組み込んで再解釈することで、被験者たちは課題に立ち向かう姿勢が強化されると同時に、人生に意味を感じるようになり、より深い幸福度につながることが判明しました。 さらに人生の再解釈は脳機能にも重大な影響を引き起こし、一見してランダムに見えるように細工された文字列から、隠された単語や文章を探し出す能力が有意に高くなるなど、認知機能の強化と思える現象がみられました。 英雄の物語にはいったいどんな秘密が隠されているのでしょうか? 今回はまず英雄の物語の構造が特定のテンプレートに従っていることを解説し、次ページではテンプレートが好まれる理由について説明します。 そして最後のページでは英雄の物語が持つ

    自分の人生を「英雄の旅」に当てはめると幸福になると判明 - ナゾロジー
  • 「死は始まりに過ぎない」ナナフシは鳥に食べられることで版図を拡大していた! - ナゾロジー

    べられることで版図を拡大する昆虫が日にいたようです。 神戸大学大学院 理学研究科チームはこのほど、枝そっくりの飛べない虫「ナナフシモドキ」(以下ナナフシ)が鳥にべられることで、卵を日全国に長距離拡散している証拠を発見しました。 もちろんナナフシ自身は死んでしまうものの、体内にあった卵が無傷のまま排泄され、新天地で孵化するという。 ナナフシにとって自らの死は始まりに過ぎないのです。 研究の詳細は、2023年10月11日付で科学雑誌『Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences』に掲載されています。 飛べない昆虫「ナナフシ」の長距離分散の痕跡を遺伝解析で発見 ~鳥の摂による移動は頻繁に起こっていた!?~ https://www.kobe-u.ac.jp/research_at_kobe/NEWS/news/2023_1

    「死は始まりに過ぎない」ナナフシは鳥に食べられることで版図を拡大していた! - ナゾロジー
    yamadar
    yamadar 2023/11/14
    "ナナフシはむしろ鳥に食べられることで初めて自らの遺伝子を遠くまで拡散できる"
  • 量子もつれを使い「未来の観測で過去を変える」タイムトラベルのシミュレーションに成功! - ナゾロジー

    量子もつれは時間を超えるのでしょうか? 英国のケンブリッジ大学(University of Cambridge)で行われた研究によって、量子の世界では未来で行われる観測の力で、過去の観測結果をタイムトラベルしたかのように捻じ曲げられることが示されました。 SFでは、過去を変えるためにタイムマシンに乗って過去の世界に行くことがあります。 これまでの研究では、そのような時間遡行が行われた場合に使用される原理や、祖父殺しのパラドックスを避ける方法などが考察されてきました。 一方、今回の研究では「量子もつれのシステムがタイムトラベルだった場合」を想定したシミュレーションが行われており、粒子が時間を遡行できた場合に何が起こるかが調べられました。 結果、量子もつれの操作によって、時間遡行のような結果を導けることが示されました。 研究者たちはプレスリリースにて「ギャンブラーや投資家たちも、場合によっては

    量子もつれを使い「未来の観測で過去を変える」タイムトラベルのシミュレーションに成功! - ナゾロジー
  • アフリカの動物たちはライオンの声や銃声よりも「人間の声」を恐れている - ナゾロジー

    野生の動物たちは常に捕される恐怖と戦っています。 中でもアフリカのサバンナに暮らす動物たちは、ライオンやハイエナなど、強力な捕者から身を守るため、事をしている時も寝ている時も、常に警戒を怠りません。 特に聴覚は重要で、捕者の声が聞こえると多くの動物たちはそこから逃げ出します。 今回、カナダのウェスタン大学の生物学部、リアナ・ザネット博士は、水場に訪れた動物たちに、ライオンの鳴き声や人間の声、銃声などを含む様々な音を聞かせて反応を調査しました。 その結果、動物たちを最も恐れさせたのは、百獣の王ライオンの鳴き声でも銃声でもなく「人間の声」だったというのです。 銃声のほうが音も大きく、動物たちにとっては恐怖の対象になりそうなものですが、なぜ人間の声を彼らは一番恐れるのでしょうか。 この研究の詳細は、2023年10月5日付けで、学術誌『Current Biology』に掲載されています。

    アフリカの動物たちはライオンの声や銃声よりも「人間の声」を恐れている - ナゾロジー
    yamadar
    yamadar 2023/10/10
    興味深い