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(CNN) 米国防総省当局者は26日、内戦下にある中東イエメンでハディ暫定大統領派と交戦する反政府武装組織「フーシ」が国境を接するサウジアラビア西岸部の奥深くにミサイル1発を撃ち込んだことを明らかにした。 攻撃の標的はサウジの紅海に面する港湾都市ヤンブーの石油設備だったとした。被害の程度は伝えられていない。ただ、フーシ系メディアに関係するウェブサイトはサウジの石油精製所を狙ったスカッド型ミサイルの発射場面とするビデオ映像を掲載し、標的に命中したと主張した。 イエメン内戦では、イランがフーシを、サウジ率いるアラブ諸国の有志連合が暫定大統領派に肩入れしている。 CNNの取材に応じた2人の国防総省当局者によると、22日に発射されたのは「スカッド」ミサイルとみられる。イエメン北部のサーダ近くにあるフーシ拠点から発射し、約930キロ飛行したという。フーシがこれまで撃ち込んだミサイルよりさらに遠くへ着
イエメンの軍事作戦で犠牲となった米兵の遺族の弔問に向かうドナルド・トランプ米大統領を乗せ、米デラウェア州のドーバー空軍基地に着陸するヘリコプター(2017年2月1日撮影)。(c)AFP/Brendan Smialowski 【2月27日 AFP】(更新)米軍がイエメンで先月行った対テロ軍事作戦で死亡した米海軍特殊部隊(ネイビーシールズ、Navy SEALs)隊員の父親が、26日の米紙に掲載されたインタビューで、作戦を承認したドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の決定を批判し、米政府に調査を求めた。 ウィリアム・ライアン・オーウェンズ(William Ryan Owens)隊員は、1月29日に実施された国際テロ組織「アルカイダ(Al-Qaeda)」掃討作戦で死亡した。 父親のビル・オーウェンズ(Bill Owens)氏は、地方紙マイアミ・ヘラルド(Miami Herald)に
米駆逐艦の紅海派遣 2017年02月06日 16:45 アメリカの外交政策イラン 米国が駆逐艦コールを紅海の入り口に派遣したことは先に報告していますが、al arabia net (サウディ系)はこの駆逐艦派遣は新政権の対イラン政策が、オバマ政権とは大きく変わったことの象徴であるとして、トランプの政策を高く評価するような(もちろんあからさまにそうは言わないが)記事を載せています。 おそらく、サウディ系のメディアですから、その論調はサウディ政府の意向も反映しているのではないかと思われるので、記事の要点のみ次の通り。 あの入国管理問題の扱いの混乱を見ても、新政権がイエメンについて「総合的な対イラン政策」に基づいて、行動しているとするのは過大評価ではないかという気もするが、サウディ政府はこれまでのところ、トランプ政権の対イラン政策に満足しているのでしょうね。 「駆逐艦コールの派遣は、hothy連
Michael T. Flynn, left, the national security adviser, before boarding Air Force One on Friday. He accompanied President Trump and Japan’s prime minister, Shinzo Abe, on a visit to Mar-a-Lago, Mr. Trump’s club in Palm Beach, Fla.Credit...Al Drago/The New York Times Over the weekend, The Times published this investigation into the agency that Michael T. Flynn was leading before he stepped down. Rea
イエメン情勢(トランプ政策の影響等) 2017年02月04日 10:51 イエメンアメリカの外交政策 イエメン情勢につき取りまとめたところ、次の通りです。 ・確か、アルカイダに対する降下作戦はトランプ大統領が決断し、許可したものと大きく報じられていますが、今度は米駆逐艦の紅海入り口への派遣です。 アラビア語メディは、米の複数の軍事筋は、米軍が駆逐艦コール(この名前が間違っていなければ、確か90年代末にアデン港で停泊時に、アルカイダのゴムボートの自爆攻撃を受けて、水兵17名だったか?が死亡した、あの駆逐艦ではないかと思います)を、イランの支援を受けたhothy連合から、航行の自由を守るために、派遣したとしている由。 また、昨日お伝えした、アブヤンだったかのアルカイダ訓練基地への海上からのミサイル攻撃は、米艦によるものだとの現地筋の話が伝えられています(米軍からは特段の発表もない) (どうも、
(CNN) 米軍特殊部隊がイエメン中部で1月29日に行った作戦に関連して米中央軍はこのほど、女性や子どもを含む民間人が戦闘に巻き込まれて死亡していたことを明らかにした。2月2日に公表された現場の写真は激しい戦闘の様子を物語っている。 イエメン当局者によれば、この作戦で死亡した40人のうち13人は民間人で、子ども6人が含まれていた。英国の非政府組織(NGO)やイエメンの人権団体関係者は、死亡した民間人は23人だったとしている。 米中央軍は民間人の犠牲者について、「米軍を援護するために行われた上空からの射撃に巻き込まれた可能性がある」とした。 特殊部隊はアラブ首長国連合(UAE)兵士の援護を受けて行った作戦で、「民家などの建物を含む全方面から銃撃された」と中央軍は説明。これは奇襲作戦に関する情報が漏れていたことをうかがわせる。「準備された戦闘拠点から銃撃してきた女性」も複数いたとしている。 イ
米軍の対アルカイダ作戦(イエメン) 2017年01月30日 16:53 アメリカの外交政策アルカエダ イエメンのal beidha での、米軍の降下作戦がトランプ大統領の許可で行われたことは、朝方お伝えしましたが、米軍は同作戦から24時間程度しかたっていないのに、イエメンで再びアルカイダ・メンバーに対する攻撃をしました。 今回は、al beidha 県の隣の、シャブワ県の西のベイハン地域とのことで、今回はドローンが、アルカイダのメンバーの乗った自動車を襲撃し、メンバー2名を殺害したとのことです。 https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/yemen/2017/01/30/اليمن-عملية-أميركية-ثانية-تستهدف-القاعدة-خلال-24-ساعة.html 小浜政権時代は、効果作戦はもちろん、ドローンを使った作戦も
米軍?の降下作戦(イエメン) 2017年01月29日 21:37 イエメンアメリカの外交政策 トランプが国防総省に、IS撃滅のための作戦を30日以内に策定するように命じたとかいうニュースが流れていますが、最近米軍はリビアでもシリアでも、戦略爆撃機を使ってISを空爆しています。 さらに、どうやらイエメンでも降下作戦でアルカイダの幹部を殺害した模様で、米軍は日本等ではあまり報じられてはいないが、結構地道(でもないか!B2の使用は地道とは言えないですね)に過激派退治に取り組んでいるように見えます。 al jazeera netは、29日、イエメン中部のベイダ県(昔からアルカイダの活動拠点として有名)で、3機のヘリからの降下作戦で米軍とみられる部隊が、アルカイダの幹部を襲撃し、abdel raouf zahab とその弟等を殺害し、彼らの家を破壊したが、その過程で婦女子複数も死亡したと報じています
アフガニスタン東部ホスト州の飛行場に着陸する米軍のヘリコプター(2007年5月21日撮影)。(c)AFP/Nicolas ASFOURI 【1月29日 AFP】(更新)イエメン中部で29日未明、米軍が国際テロ組織「アルカイダ(Al-Qaeda)」の掃討作戦を実施し、当局者によるとアルカイダの戦闘員とみられる41人と民間人16人が死亡した。ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の米大統領就任後、米軍によるイエメンでの作戦はこれが初めて。 地元当局者と部族筋によると、米軍は中部ベイダ(Baida)県ヤクラ(Yakla)地区でアルカイダとの関連が疑われていた3人の部族長らの家屋を攻撃し、多数の死者が出たが、その中には女性8人と子ども8人が含まれているという。 地元当局者は、米軍のヘリコプターが学校やモスク、アルカイダの戦闘員が使用していた医療施設も攻撃したとしている。 米国はトランプ氏
【ワシントン西田進一郎、会川晴之】トランプ米大統領は25日、メキシコ国境沿いに壁を建設することを命じる大統領令に署名し、不法移民対策に着手した。また米メディアによると、早ければ26日にも、難民受け入れ数を半減し、中東・アフリカのイスラム諸国からの入国審査を厳しくする大統領令に署名する予定だ。トランプ氏は、移民や難民政策でも「米国第一」を鮮明にした形で、その排外主義的な姿勢は、国内外に影響を与える恐れがある。 トランプ氏は25日、国境警備や不法移民対策を管轄する国土安全保障省を訪問し、二つの大統領令に署名。メキシコ国境の「物理的な壁」建設と、警備担当職員5000人、送還に携わる入国管理担当の要員1万人をそれぞれ増員する内容だ。不法移民対策に非協力的な自治体への連邦政府の補助金交付停止も盛り込んだ。トランプ氏は署名後の演説で「米国は今日から国境を取り戻す」と強調した。
An armed man loyal to the Houthi movement holds his weapon as he gathers to protest against the Saudi-backed exiled government deciding to cut off the Yemeni central bank from the outside world, in the capital Sanaa, Yemen August 25, 2016. REUTERS/Mohamed al-Sayaghi Acquire Licensing Rights WASHINGTON (Reuters) - Iran has stepped up weapons transfers to the Houthis, the militia fighting the Saudi-
米艦に対するミサイル攻撃 2016年10月16日 10:18 イエメンアメリカの外交政策 米駆逐艦に対しては、これまで2度もミサイル攻撃が行われ、それに対して米軍は陸上のレーダー施設3機を破壊したとされていますが、同じ駆逐艦に対して(もっともCNNnet はその他2隻の米艦がいたので、これら3隻に向けられたものかどうかは不明としています)15日再びミサイル攻撃が行われました。 今回も狙われたのは駆逐艦masonですが、飛来したミサイルは複数とのことですが、同艦は対抗措置をとって、艦や乗組員に損害はなかった模様です。 https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/yemen/2016/10/16/هجوم-جديد-على-المدمرة-الأميركية-مايسون.html http://edition.cnn.com/2016/10/15/
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イエメン情勢(米艦攻撃のその後) 2016年10月14日 10:52 イエメンアメリカの外交政策 米海軍が、hothy連合支配地域から米駆逐艦にた強いて2度もミサイルが発射されたとして、ホデイダ近隣のレーダー施設3を破壊した事件について、米国防総省は、本件は米艦に対する攻撃に対する自衛措置であって、イエメン内戦そのものとは無関係であると声明した由ですが、米国としては仮に必要が生じれば、さらなる攻撃も辞さないと警告したとのことです。 他方、hothyグループでは、2回の米駆逐艦(同一艦)に対する攻撃に関し、hothyグループは関係していないと声明しており、またサナア等で住民が「米国に死を!」などのスローガンを掲げている(ちなみにこの表現は革命イランで使われた表現)ことに対しては、hothyグループとは無関係として、距離を置く姿勢を示し、実際にミサイルを発射したのが彼らであるか否かとは関係なく
米海軍のhothyレーダー攻撃 2016年10月13日 15:48 アメリカの外交政策イエメン イエメン近くの紅海で米駆逐艦がhothy連合支配地域から2度目のミサイル攻撃を受け(受けたのは最初の駆逐艦と同じ船で、今回はホデイダの近郊からの由)、米国防総省が報復をほのめかしていたが、おそらくレーダー施設の攻撃ではないかと書きましたが、まさしくその通りになりました。 国防総省は12日米海軍が、hothy連合支配地域のレーダー基地3に対して、複数のクルーズミサイルでの攻撃を行って、当面の結果確認では、これらを破壊した模様であると発表したと、アラビア語メディアが報じています。 国防総省は、この攻撃は米軍の自衛のための制限的な作戦で、米国としては公海上の航行の自由を守るために、今後とも必要な措置をとると発表した由。 http://www.alquds.co.uk/?p=612749 http://
地中海を航行する米軍の駆逐艦ニッツェ(2016年6月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/NAVY MEDIA CONTENT OPERATIONS (NMCO)/MC3 J. ALEXANDER DELGADO 【10月13日 AFP】米国は12日、中東イエメンの反政府武装勢力「フーシ派(Huthi)」が掌握しているレーダー施設3か所をミサイル攻撃した。米国防総省が発表した。イエメン沖では同日までの4日間で2度、米軍の艦船に対しミサイルが発射されていた。 米当局者によると、今回の、紅海(Red Sea)に面したフーシ派が掌握している地域に対する攻撃では、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領の許可を受け、米駆逐艦ニッツェ(USS Nitze)から巡航ミサイル「トマホーク(Tomahawk)」が発射された。国防総省は、「初期評価では標的は破壊した」と発表している。(c)AFP
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