韓国の文正仁(ムン・ジョンイン)統一外交安保特別補佐官が「中国は韓国と日本の間の重要な仲裁者になることができる」とし「今までは米国がその役割をしたが、これからは中国がする時だ」と述べたと、中国メディアが報じた。 中国国営メディアのグローバルタイムズは、7、8日に中国北京で開催された第3回太和文明フォーラム期間に文特別補佐官にインタビューした内容をオンライン版に15日晩に掲載した。 文特別補佐官は韓日葛藤の仲裁のための中国の役割を問う質問にこのように答え、「韓日中3カ国の協力は北東アジアの平和と安定、共同繁栄のために非常に重要だ」とし「中国が韓日間の隔たりを狭めるのに積極的な役割をすることを望む」と述べた。 韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了を決めた理由については「非常に簡単だ」とし「日本は韓国を信頼できないために経済制裁をすると言う。日本が我々を信頼しないのなら、どうやって敏感な
Huawei創業者の任正非CEOは、5月21日、中国メディアの取材に応じ、150分間にわたって本音を語った。中国のメディアが一斉に報道しHuawei一色に染まった。そこから見えるものは? ◆初めての現象 中国のメディアが、ここまでHuawei(華為技術。以下「華為」)の情報を「全開」の形で報道するのは、初めてのことだ。 これまでは、昨年、華為の孟晩舟CFOが拘束された時でさえ、中央テレビ局CCTVは多くの時間を費やさず、外交部報道官は海外向けに激しく抗議していたが、中国の国内向けには控え目だった。ましてや昨年末に開催された改革開放40周年記念大会で表彰された100人のリストにさえ華為の任正非氏は入ってなかったくらいだから(参照:2018年12月30日付けコラム「Huawei総裁はなぜ100人リストから排除されたのか?」)、華為のことを大々的に報道することなどあり得なかった。 ところが、CC
イギリスメディアによると、パプアニューギニア公共企業・国家投資省のウィリアム・ドゥーマ大臣は26日、同国は世界通信設備最大手の中国企業華為(ファーウエイ)技術有限公司とのインターネットインフラ建設をめぐる取決めの実行を堅持し、西側企業からの建設請負提案を拒否すると述べた。 ロイター通信は26日、パプアニューギニアのウィリアム・ドゥーマ大臣の意思表明は、パプアニューギニアに華為との契約を破棄するよう働きかけてきたオーストラリア、日本、米国の関連企業にとってダメージになるとした。一部の西側諸国は近頃、中国の太平洋地区における影響を極力抑えようとしていると指摘。 ドゥーマ氏はポートモレスビーでロイター通信の電話取材に応じ、「結んだ契約を実行していく」と明かし、「これは尊重と誠意に関わり、契約を交わしたからにはその通り実行する必要がある」と述べた。 「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年1
言い張れば言い張るほど… では中国はどうなのか。評論は「中国が勝ち組か負け組なのかについては、極めて意見が分かれている。その鍵となるのは中国が北朝鮮カードを切り続けられるのかどうか、そして勝ち負けの判断をする時間の尺度によって異なる」と指摘する。 「中国世論は朝鮮半島問題で自らが隅に追いやられるのではないかということを非常に気にしている。昨年、王毅外相が米朝の2国間会談を支持(すなわち6者協議を放棄)してから、このような声が生まれた」 「トランプが金正恩の呼び掛けに応じ、会談が現実化する見通しとなり、世論は言論統制を受ける中でも、政府の外交路線への批判すら起きた。金正恩が訪中し、中国の利益にも配慮すると表明し、習近平は大いに助けられたが、その後、米朝が自ら解決すればいいという度量の大きさは失われた」 「米朝会談の直前、韓国の文在寅大統領が出席し、『朝鮮半島平和宣言』を発表するかが、中国メデ
【北京=藤本欣也】中国政府は23日、自国企業に対する米国の独自制裁に強く反発する一方で、北朝鮮産の海産物禁輸により中国側がいかに経済打撃を受けているかを国内メディアを通じて宣伝、国連安全保障理事会決議の厳格な履行ぶりをアピールしている。 中国外務省の華春瑩報道官は同日の記者会見で、「国連安保理の枠組み以外での一方的制裁に反対する」と米国の措置を批判した上で、こうした独自制裁は「北朝鮮問題における中米間の相互信頼と協力にとって利益にならない」と述べ、即時撤回を要求した。 その一方、中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は同日付で、中国が安保理決議を順守し15日から北朝鮮産海産物の輸入を停止した結果、中朝国境の吉林省琿春(こんしゅん)市や遼寧省丹東市近郊の市場が大きなダメージを受けていると報じた。 琿春市のある業者は十数トンのスルメイカを北朝鮮から突然、輸入できなくなり、約200万元(約328
11月28日、中国の環球時報(英語版)は、台湾との軍事関係をめぐるシンガポールの「偽善」により、中国とシンガポールの関係が損なわれる可能性があると警告した。写真は香港で差し押さえられたシンガポール軍の部隊輸送船。24日撮影(2016年 ロイター/Bobby Yip) [北京 28日 ロイター] - 中国共産党機関紙・人民日報傘下の有力国際情報紙、環球時報(英語版)は28日付の論説記事で、台湾との軍事関係をめぐるシンガポールの「偽善」により、中国とシンガポールの両国関係が損なわれる可能性があると警告した。 シンガポール軍の9つの部隊輸送船が先週、台湾から戻る途中に香港で差し押さえられたことを受け、台湾との軍事関係維持をめぐり中国外務省の非難を招いた。 「いかなる形であれ、シンガポールが台湾との軍事交流を続けることは、もはや合理的ではない」と、同紙の論説記事は述べた。 シンガポールと台湾は、1
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