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韓国の文在寅大統領は2日の閣議で、次のように述べたという。 「南北に続いて米朝も、文書上の署名ではないが、事実上の敵対関係の終息と新しい平和時代の本格的な始まりを宣言したと言える」 6月30日に板門店(パンムンジョム)で行われた事実上の米朝首脳会談を巡っての発言だ。トランプ米大統領が米国の首脳として、初めて北朝鮮の地を踏んだことなどを高く評価したわけだ。ところがこれに対し、またもや米国側から否定する声が出た。 (参考記事:「考え方が違う」米国から文在寅氏に不快感…北朝鮮もダメ出し) 朝鮮日報(日本語版)5日付によれば、トランプ政権の高官は「米国の考えは違う。敵対関係終息に向けた道の始まりにすぎない」と語ったという。 さらに同紙によると、米国務省のスティーブン・ビーガン北朝鮮政策特別代表は「ムン(文在寅氏)が一体なぜあんなことを言い出したのか分からない」として、文在寅氏の別の発言に対して不快
安倍首相、韓国に「不適切事案」=輸出規制、正当性を主張 2019年07月07日11時48分 安倍晋三首相は7日のフジテレビ番組で、日本が韓国向け半導体材料の輸出管理を強化した理由について「(韓国側に)不適切な事案があった」と強調した。ただ、具体的な説明は避け、韓国が輸入品を北朝鮮に横流ししているとの見方に関しても「個別のことについて申し上げるのは差し控える」と述べた。 【特集】徴用工問題 首相は韓国に厳格な輸出管理を要求。元徴用工問題に触れ、「国と国との約束を守らないことが明確になった。貿易管理でも恐らくきちんと守れないと思うのは当然だ」と述べ、日本側の措置の正当性を主張した。 番組は参院選の党首討論。公明党の山口那津男代表は「(日韓の)信頼関係が損なわれたということであれば、政府の行いは妥当だ」と支持。立憲民主党の枝野幸男代表は「理由がよく分からない。徴用工問題に対する報復と受け取られて
北朝鮮は3回目の米朝首脳会談を受けてアメリカとの対話に乗り出す中、日本だけが北朝鮮との首脳外交を行えず孤立しているとして制裁決議の完全な履行を呼びかける日本を批判しました。 この中で、先月行われたG20大阪サミットにあわせて日本が北朝鮮に対する制裁決議の完全な履行を呼びかけたものの、その直後に電撃的に米朝首脳会談が行われ、日本の呼びかけは空回りに終わったと指摘しました。 そのうえで、「朝鮮半島情勢が進展するほど日本の孤立はさらに深まっており、これはわが国に対する敵視政策を続けている日本がもたらした相応の結果だ。わが国を中心に活発に繰り広げられている首脳外交に入り込めていない」と批判しました。 安倍総理大臣は前提条件をつけずキム・ジョンウン(金正恩)委員長との対話を目指すとしていますが、北朝鮮は「わが国への敵視政策は変わっておらず、ずうずうしい」などとして、植民地支配の謝罪や賠償などを求めて
◆ハノイ失敗で大がっかりの教訓 6月30日に板門店で急きょ行われた金正恩氏とトランプ米大統領の対面。北朝鮮国内ではどのように見ているのだろうか。北部地域に住む複数の人に内部の雰囲気を聞いた。(カン・ジウォン/石丸次郎) 板門店での朝米会談について、北朝鮮国営メディアは7月1日に一斉に大きく報じたが、昨年4月の南北首脳会談や、6月の第一次朝米会談の時のような興奮はまったくないようだ。むしろ当局は、期待が高まるのを抑制していることが分かった。 「1日の午前9時にテレビ放送がありましたが、集まって見よとの事前通知はなかった。一般住民は、制裁が緩んで暮らしがましになればいいのにと言っていますが、周りに期待する人はいないですね。ハノイでのトランプ会談が失敗して大がっかりしたから」 両江道(リャンガンド)に住む取材協力はこう述べた。 ◆党会議で「トランプと会っても何も変わらない」と強調 北朝鮮当局も、
【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部当局者は4日、記者団に対し、操業を中断している南北経済協力事業の開城工業団地に拠点を構える韓国企業関係者が団地内の施設を点検するため訪朝することに北朝鮮側が消極的な立場を示していると明らかにした。「上層部で特別な反応がない」という。 同当局者は「(訪朝の)実現のため、引き続き協議していく」との方針を示した。 韓国政府は5月17日、韓国企業関係者らが団地内の施設を点検するため申請した訪朝を2016年2月の操業中断後初めて承認したが、北朝鮮側との協議は進められていない。 北朝鮮は韓国政府が5月31日に提案したアフリカ豚コレラ(ASF)の拡大防止協力にも特に反応を示していない。 一方、団地に設置されている南北共同連絡事務所の韓国側所長を務める徐虎(ソ・ホ)統一部次官は月1回ほど、事務所で勤務する計画という。前任者の千海成(チョン・へソン)前次官は特別な事情がなけ
北朝鮮の金英哲(キムヨンチョル)朝鮮労働党副委員長が1月に訪米した際に同行した男性の正体に関係国が関心を寄せている。人物像に関する資料がない中、訪米時に金正恩(キムジョンウン)党委員長の最側近とされる金英哲氏にたびたび口出しする姿が目撃されたからだ。 関心を集めているのは、「朝鮮アジア太平洋平和委員会副委員長」の朴チョル氏。金英哲氏や米国のビーガン北朝鮮政策特別代表の新たな交渉相手に指名された金赫哲(キムヒョクチョル)・元駐スペイン大使らと共に訪米。朝鮮中央通信によれば、朴氏は2人と共に、正恩氏に訪米結果を報告した。 米朝関係筋によれば、朴氏は訪米時、ポンペオ米国務長官やトランプ米大統領との面会に同席した。金英哲氏が主に発言したが、朴氏は相づちや補足説明を繰り返した。金英哲氏が朴氏に発言を控えるように何度か注意をしたという。 朴氏が副委員長を務める朝鮮アジア太平洋平和委員会は労働党統一戦線
John R. Bolton, President Trump’s national security adviser, pushed an internal split over North Korea policy into the open.Credit...Erin Schaff/The New York Times WASHINGTON — As President Trump reveled in his historic weekend stroll into North Korea, administration officials were sharply at odds on Monday over what demands to make of Kim Jong-un, the North Korean leader, while preparing to resta
ドナルド・トランプ米大統領が30日午後、板門店で金正恩委員長に会って挨拶した後、軍事境界線を越えて北朝鮮側に向かっている。(写真=青瓦台写真記者団) 先月29日午後8時ごろ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)で文在寅(ムン・ジェイン)大統領とドナルド・トランプ米大統領の晩餐が行われた。 そのごろ青瓦台国政状況室で「米朝会談が実現した」という便りが伝えられたという。その日午前7時51分、トランプ大統領がツイッターに「金正恩(キム・ジョンウン)委員長に会う」と綴ってからわずか12時間過ぎた時点だった。 国政状況室が忙しくなった。尹建永(ユン・ゴンヨン)室長は夜を明かして状況を見て30日午前8時板門店(パンムンジョム)に走って行った。すでに米朝実務交渉が行われていた。青瓦台高官は1日「尹室長は最終的に(会談形式などが)確定しなかった状態で米朝側と意見を交換するなど水面下で重要な役割を果たした」と伝え
北朝鮮の金正恩党委員長と韓国の文在寅大統領が初の南北首脳会談を行い、「板門店(パンムンジョム)宣言」に署名してから27日で1年が過ぎた。両首脳は当時、「完全な非核化を通じて核のない朝鮮半島を実現し、民族全体が繁栄と幸福を享受する新しい時代を切り開く」と高らかに宣言した。 しかし、現在の実情はお寒い限りだ。韓国からの1周年記念行事を共同で行おうとの呼びかけに、北朝鮮は無回答を通した。それどころか、文在寅政権に対する北朝鮮の態度は冷たさと辛らつさを増してきている。 (参考記事:「約束も礼儀もなく無責任」北朝鮮が文在寅政権を猛批判する理由) 北朝鮮が韓国に対して冷たくなったのは、ベトナム・ハノイでの2回目の米朝首脳会談が決裂し、その後の外交戦略の練り直しのために余裕がないため――では決してない。現に、金正恩氏は文在寅政権からの共同行事の誘いを捨てて、その間にロシアのプーチン大統領に会いに行ってい
Posted April. 27, 2019 08:28, Updated April. 27, 2019 08:28 「2018年4月27日午前9時28分」 文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が手を取り合って板門店(パンムンジョム)軍事境界線(MDL)を越えた瞬間だ。互いを主敵と呼んだ南北指導者が板門店で会ったことも、境界線を越えて足を踏み入れたことも初めてだった。あれから1年が経った。ハノイでの米朝首脳会談が物別れに終わった後、北朝鮮は韓国政府と対話しようとしない。その結果、「板門店宣言1周年」も韓国政府「単独」で祝う「中途半端な」記念日になりそうだ。 これまで政府は、板門店宣言1周年を記念して様々な共同行事を準備してきた。大小の障害があったが、「ハノイ決裂」までは、北朝鮮との「対話のひも」はつながっていた。しかし、ハノイ会談後、北朝鮮は無返答で
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は、30日、南北の軍事境界線で行われた3回目の米朝首脳会談について、「南北に続いて米朝も、事実上の敵対関係の終息を宣言したと言える」と意義を強調し、米朝協議の進展に期待を示しました。 ムン大統領は2日の閣議の冒頭、3回目の米朝首脳会談について「南北に続いて米朝も、事実上の敵対関係の終息と新しい平和時代の本格的な始まりを宣言したと言える」と述べて意義を強調しました。 そして「その意味を振り返りながら対話の土台を作り上げるならば、必ず立派な結果につながると信じる」と述べ、今月半ばにも再開される可能性がある米朝協議の進展に期待を示しました。 さらにムン大統領は、南北が共同で運営してきたものの操業が中断しているケソン(開城)工業団地を非武装地帯から見渡したトランプ大統領に対し、経済と安全保障に与えてきた「肯定的な効果」について説明したと明らかにしました。 これは
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