アメリカのトランプ大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の2回目の首脳会談は、非核化の進め方をめぐる両者の隔たりが浮き彫りになり、合意に至りませんでした。トランプ大統領は北朝鮮が制裁の完全な解除を求める一方、非核化の措置は一部にとどまったことが原因だと主張しました。 両首脳は1対1で会談したあと、側近を加えた拡大会合を開きましたが、その後、予定されていた昼食会や合意文書の署名をとりやめて、そのまま会場をあとにしました。 トランプ大統領はこのあと記者会見し「非常に建設的な2日間だったが席を立たなければならない時もある。今回がそれだった」と述べ、会談は有意義だったとする一方、合意には至らなかったことを明らかにしました。 その理由についてトランプ大統領は「北朝鮮は制裁の完全な解除を求めたが、われわれはそれには応じられなかった」として、アメリカとして非核化が実現するまで解除しな
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞が金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の非核化の決断を高く評価しながら、その決断の当為性を強調し目を引く。 同紙は、豊渓里核実験場の廃棄やミサイル発射実験の中止のような「果敢な実践的措置」や今年の新年の辞で核兵器の製造・実験・使用・拡散を行わないとした立場表明には、平和に向かって進んでいる現在の歩みから後退も、後戻りもしないという金委員長の強い覚悟が込められていると説明した。 今月末にベトナムで開催される2回目の朝米(米朝)首脳会談を控え、同紙は13日に在日同胞の名で「金正恩将軍、平和の新たな歴史を書く」と題した文を掲載した。 在日同胞の名を借りて金委員長が米国などの強大国との談判で朝鮮半島情勢を主導的に変化させていると宣伝しているかのようにみえるが、実際は非核化で朝鮮半島の平和を実現させるという金委員長の固い意思
韓国ソウル(CNN) 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は1日、新年の辞を発表し、非核化の決意を強調する一方、米国が「一方的な要求」を続けた場合、「新しい道」を模索せざるを得なくなると警告した。 金委員長は30分間の演説で、北朝鮮側の働きかけに対して米国が相応の措置を取れば、米朝関係は「高速」で前進すると指摘。トランプ大統領といつでも会う用意があるとし、2度目の米朝首脳会談の可能性について「国際社会から歓迎される結果を目指していく」と述べた。 一方で、米国が「人民の忍耐を見誤って一方的な要求を突きつけ、制裁と圧迫の道をたどれば」「我が国の主権と国益を守るため、半島和平に向けた新しい道を模索せざるを得なくなる」と述べた。 「新しい道」の内容については詳細を語らなかった。 核兵器に関しては、これ以上「製造、試験、使用、拡散」しないと強調している。 金委員長は昨年の新年の辞では、演
北朝鮮では2013年以来、毎年1月1日に、最高指導者である金正恩(キム・ジョンウン)が「新年辞」を読み上げ、それをテレビで放送する。金正恩は2019年も「新年辞」を読み上げた。 今回は例年と異なり、椅子に座って語るスタイルを取った。スタイルも斬新であったが、読み上げた内容も斬新で、例年に比べて南北対話や外交に多くを割いた。ただし、これは、ある意味で当然だったかもしれない。昨年は金正恩が首脳会談にデビューした年だったからである。金正恩が「新年辞」を読み上げるスタイルを変えたのも、「新しい自分の時代」を誇示したかったからかもしれない。 北朝鮮は2018年、首脳会談を8回開催した。内訳は、南北首脳会談が3回、中朝首脳会談が3回、米朝首脳会談が1回、キューバ・北朝鮮首脳会談が1回だ。もちろん、周辺諸国の首脳が開催する首脳会談に比べると、その数は格段に少ない。しかし首脳会談デビューの年である。しかも
2月4日、安倍晋三首相は来日しているメルケル独首相との首脳会談後の記者会見で、機密情報の交換を容易にする「情報保護協定」を締結することで大筋合意したと述べた(2019年 ロイター/Kim Kyung-hoon) [東京 4日 ロイター] - 安倍晋三首相は4日、来日しているメルケル独首相との首脳会談後の記者会見で、機密情報の交換を容易にする「情報保護協定」を締結することで大筋合意したと述べた。「日本とドイツはルールに基づく秩序のため責任が大きい」として自由貿易体制を維持する重要性でも一致し、経済面での関係強化で合意した。6月に大阪市で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合の成功に向けた協力でも一致した。 <日独はルールに基づいた国際秩序に責任> 安倍首相は「情報協定の締結交渉の大筋合意を踏まえ、協力を推進していくことで一致した。自由で開かれた太平洋の実現に向けて日独の協力で一致した」と述
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