フランス大統領選の第1回投票が数日後に迫るなか、投資家たちは最悪のシナリオについて考えを巡らしている。それは極左候補か極右候補かの選択という筋書きだ。
フランス大統領選に向けた右派陣営の予備選決選投票で最初の結果が発表され、パリの陣営本部で記者会見するフランソワ・フィヨン元首相(2016年11月27日撮影)。(c)AFP/Thomas SAMSON 【11月28日 AFP】来年4~5月のフランス大統領選に向けて、最大野党・共和党など右派陣営の予備選の決選投票が27日行われ、即日開票の結果、「小さな政府」を掲げる保守改革派のフランソワ・フィヨン(Francois Fillon)元首相(62)が圧勝した。アラン・ジュペ(Alain Juppe)元首相(71)を破り、次期仏大統領の本命候補に浮上した。 フィヨン氏は、投票所1万229か所のうち9193か所の開票が終わった時点で67%を得票した。 ジュペ氏が敗北を認めた後、フィヨン氏は「フランスは真実を必要としている。行動を必要としている」と支持者を前に勝利宣言。「左翼なら失敗、極右なら破綻だ」と
フランス大統領選へ向けた中道右派陣営の予備選でフランソワ・フィヨン氏が勝利。コラムニストのソーラブ・アマリ氏が解説(英語音声、英語字幕あり)Photo: Zuma Press フランス語で「愚かな世論調査会社」はどう言うのだろうか。仏大統領選に向けて最大野党・共和党など中道・右派陣営の候補者を選ぶ予備選が20日に実施され、フランソワ・フィヨン元首相が下馬評で上位を占めていた有力候補2人を負かし、意外にも勝利を収めたとあっては、これは聞く価値のある問いだ。フィヨン氏は予備選で2位をつけたアラン・ジュペ元首相と決選投票に臨むことになる。決選投票の勝者は社会党のフランソワ・オランド大統領の後任として最有力候補となる可能性が高い。 フィヨン、ジュペ両氏がいずれも経済成長を目指す政治家であり、今のフランスに最も必要なことは経済的な活力であることを理解しているように見えることは朗報だ。両氏は予備選で3
英南西部ブリストルに出現した、米大統領選で共和党の候補指名を確実にしたドナルド・トランプ氏(左)と英ロンドン前市長のボリス・ジョンソン氏がキスを交わす壁画(2016年5月24日撮影)。(c)AFP/GEOFF CADDICK〔 AFPBB News 〕 欧州の政府高官と話をすると、何度も耳にする意外な議論が1つある。もし英国が国民投票で欧州連合(EU)離脱を決め、それが成功と見なされたら、ほかの加盟国も追随したくなるかもしれない、この危険は芽のうちに摘み取らねばならない――というものだ。 このような思考は、ブレグジット(英国のEU離脱)が経済的にうまくいく可能性があることを暗に認めるものだ。具体的には、こうした主張を展開する人は、ブレグジットが成功したら、親欧州派から、彼らが最も強力な主張と考えているものを奪うと心配している。つまり、未知に対する不安だ。 離脱派に傾いた最近の世論調査の変化
仏パリで開幕した国際農業見本市の会場で、オランド大統領が来訪した日に、抗議する人々に破壊された農務省のブース(2016年2月27日撮影)。(c)AFP/JOEL SAGET〔AFPBB News〕 パリから車で30分も走ると、緑色の鮮やかな田園風景が目の前に広がる。「グルメ大国」フランスを支えているのが、豊富で新鮮な食材を提供できる自給自足100%の農業だ。 だが、そのフランスの農業が危機に見舞われている。 国を挙げて開催する「農業見本市」 「農業見本市」(正式名は「農業国際見本市:Salon international de l’agriculture」)を訪問したフランソワ・オランド大統領は農業従事者たちから激しいブーイングを受け、再選の可能性が限りなくゼロに近づいてしまった。 “農業大国”フランスが国を挙げて開催する重要行事、農業見本市は、毎年2月末から3月初旬の1週間にわたって開催
EYE ON AFRICA Deadly attack on U.N. base in northern Mali
DCNSオーストラリア法人のショーン・コステロ最高経営責任者(CEO)は先週、フランス政府とオーストラリア政府の戦時中の同盟関係に言及した冊子を用意し、アデレードの造船所労働者や経営幹部、政治家に向かって、DCNSは彼らのニーズを満たす絶好の立場にあると語った。 さらに、同社が共有を申し出ているステルス技術は「フランスの潜水艦設計の『至宝』であり、他国に提供されたことは一度もない」と述べた。 大型契約を巡り白熱する受注合戦 両国の現存する防衛関係を浮き彫りにするように、フランスのタレス・グループは5日、オーストラリア国防軍のために1000台の装甲車両を生産する15億豪ドル規模の契約を勝ち取った。 コステロ氏が先週売り込みに励んでいた頃、ドイツの海軍トップはアデレードで国営造船会社ASCと会談し、ドイツ政府の競合プランを売り込んでいた。 今週は日本の政府関係者と業界幹部らがシドニーのパシフィ
Final Summary For September 21 -- NATO Secretary-General Jens Stoltenberg has called on Russia to withdraw heavy weapons from eastern Ukraine. -- No trucks have passed through the administrative border from mainland Ukraine to Crimea overnight, according to Oleh Slobodyan, the spokesperson for Ukraine’s State Border Service. -- Hundreds of pro-Kyiv activists from Crimea's Tatar community and other
7月12日、ブリュッセルでユーロ圏首脳会議の開始前に言葉を交わす(左から)ドイツのアンゲラ・メルケル首相、フランスのフランソワ・オランド大統領(後ろ向きの人物)、ギリシャのアレクシス・チプラス首相〔AFPBB News〕 ギリシャ危機では、ユーロ圏に深刻な政治的断絶があることが露わになった。ドイツとフランスにとっては、争点となっていたのは、通貨同盟の将来の形だ。フランスの社会主義者の大統領、フランソワ・オランド氏は、強い者が弱い者を支援する協同的な同盟、財政の規律と同じくらい投資や経済成長にも目を向ける同盟を想定している。 これに対しドイツ首相のアンゲラ・メルケル氏は、ユーロ圏のルールを厳しくすることを望んでいる。 基準に達しない国にもっと早く制裁を科すことができるようにすることでギリシャ危機の再来を避けよう、というわけだ。 一方、スペイン、ポルトガル、アイルランドなど、自ら過酷な救済プロ
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