P. D. Q. バッハ(P. D. Q. Bach、1742年4月1日 - 1807年5月5日 後述)は、ピーター・シックリー「教授」(Johann Peter Schickele、「シッケレ」とも表記される)が、自ら作曲した「冗談音楽」を発表する際に用いた偽名(ペンネーム)である[3]。その音楽はJ.S.バッハの作品研究を背景にしており[4]、音楽学、バロック音楽やクラシック音楽、そしてドタバタ喜劇の渾然一体となったものであり、ヴァンガード(Vanguard)やテラーク(Telarc)といったレーベルで20枚ほどのCDをリリースしている。 2007年のアルバム"P. D. Q. Bach and Peter Schickele: The Jekyll and Hyde Tour"では、P.D.Q.バッハと自身の作品を並べて収録しているが、本作がアルバムとしては最終作となり、シックリーは