モリサワのPr6とPr6Nはバージョン違いで文字化けします。当時はかなり騒がれたのですけど、すっかり忘れかけていたところに実際の文字化け印刷事例に遭遇しました(他社制作の案件)。 そこで改めて注意喚起をしておきましょう。まず状況を整理します。 2013年8月20日にモリサワから「IVS対応アップデータ」がアナウンスされ、無償配布される。 この時点から「非IVS対応版」「IVS対応版」のバージョン違いが混在することになる。 両者はフォント名が同一なので見分けるのは困難。 現在、MORISAWA PASSPORTで入手できるのは「IVS対応版」のみ。 問題になるのは、上記の新旧バージョンの組み合わせで文字化けが発生することです。とくにDTPデータの制作環境と出力環境で新旧バージョンの齟齬があった場合が一番危険です。どの組み合わせで文字化けするのか見てみましょう。 文字化けする組み合わせはたった