2022.03.05 元高校球児、渡部おにぎりがベンチから見届けた「まさか」のラストゲーム。今は芸人として「全国区」を目指す 元武相高校野球部 金の国・渡部おにぎりインタビュー 後編 (前編:先輩、ヤクルト塩見泰隆らとの野球部生活>>) 武相高校時代、1学年上の塩見泰隆(ヤクルト)と中軸を組み、井口和朋(日本ハム)とバッテリーを組む強打の捕手だった若手芸人・渡部おにぎり(金の国)。インタビュー後編では、「まさか」の展開になった高校最後の夏、その後の人生について語った。 『R-1グランプリ2022』ファイナリストになった、元高校球児の「金の国」渡部 この記事に関連する写真を見る *** 「高校最後の夏」について触れると、渡部おにぎりはこの日初めて顔を曇らせた。 「あれは人生のなかで忘れることのない出来事でした」 2012年7月12日。武相は神奈川大会1回戦で敗退している。初戦から強豪・日大藤