ゴミ清掃を始めて感じた「ゴミは個人情報の宝庫」という気付き。ストーカーがそれを応用したら…ゴミホラー小説『かごめかごめ』滝沢秀一インタビュー(前編) 結成16年以上の新漫才賞レース『THE SECOND』で、フリートークのような漫才を武器に並み居る強豪を倒し、見事準優勝を勝ち取ったマシンガンズ。ゴミ清掃員としても活躍中のマシンガンズ滝沢秀一がゴミ清掃を始めた直後に執筆した文庫『かごめかごめ』がこのたび重版出来となった。ゴミを漁るストーカーが主人公の本作は、ゴミ清掃を生業にしている著者だからこそのリアリティと、芸人ならではの発想力が見られるホラー小説となっている。果たしてどのようにして本作は生まれたのか。執筆の背景をうかがった──。 取材・文=大貫真之介 撮影=貴田茂和 次のページにいくための仕掛けを「怖いもの大喜利」として考えました。 ──滝沢さんが『かごめかごめ』を執筆することになった経