日野町事件(ひのちょうじけん)とは、1984年12月29日に滋賀県蒲生郡日野町の自営業の女性が消息を絶ち、翌年1月18日に他殺体となって発見された強盗殺人事件。日本弁護士連合会が支援する再審事件である。 詳細[編集] 1984年12月29日 - 酒屋の女性経営者A(当時69歳)が行方不明となる。 1985年1月18日 - 日野町内の宅地造成地でAの遺体発見。死因は絞殺だった。 1985年4月28日 - 石原山の山中にてAの金庫が発見。 1988年3月9日より、酒屋の立ち飲み常連客であった阪原 弘(当時53歳)が警察の事情聴取を受け、同月11日、犯行を自白して翌日に強盗殺人罪で逮捕。だが裁判では自白を強要されたとして一転無罪を主張[3]。 1995年 - 大津地裁で無期懲役判決。裁判長判事は中川隆司。 2000年 - 最高裁の上告棄却で無期懲役確定[3]。 2001年 - 大津地裁に再審を請