優勝候補の最右翼としてアジアカップに出場しながらも、直接対決で競り負けたイラクに次ぐ2位でグループステージを突破した日本代表。同じく本命である韓国も格下に足下をすくわれて首位通過を逃しているが、彼らが軒並み苦戦した理由は何なのか?そのヒントである「帰化」による出場国の強化策を、アジアサッカー事情に精通するyosuke氏に解説してもらった。 4年に1度開催されるアジアフットボール界の祭典、アジアカップ。今大会は新型コロナウイルスの影響で中国からカタールへ開催地が変更。約1年前のW杯の興奮さながらに、熱戦が繰り広げられている。 我らが日本代表は欧州クラブに在籍する選手を多く招集している。国内のみならずアジア全域においても「優勝候補筆頭」との位置づけだった。お隣の韓国代表も例年にない人数の海外組を擁し、現地メディアでは「史上最強の代表チーム」と推す声も少なくなかった。 ところが、蓋を開けてみると