『兎用心棒』 (ウサギ・ヨージンボー、原題:Usagi Yojimbo) は、日系アメリカ人漫画家であるスタン坂井のアメリカン・コミックス作品である。 作品の概要[編集] 物語の舞台となるのは江戸時代初期(17世紀初頭)の日本だが、そこでは人間の代わりに擬人化された動物が住んでいる。主人公ミヤモト・ウサギ(宮本兎)は兎の浪人で、用心棒として路銀を稼ぎながら武者修行 (musha shugyo) の旅を続けている。 ウサギは実在の人物である宮本武蔵をモデルにしているが、作風や物語に直接影響を与えているのはセルジオ・アラゴネス (en:Sergio Aragonés) によるコミックブック作品『グルー・ザ・ワンダラー (en:Groo the Wanderer)』、英訳された劇画作品『子連れ狼 (en:Lone Wolf and Cub)』、黒澤明監督の映画作品である。 シリーズの主体は一話完