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テレビと書評と人物に関するLouisのブックマーク (2)

  • ナンシー関の意外な無邪気さ- 死んだ目でダブルピース

    ひさびさにナンシー関のエッセイを読み直してみた。 テレビの裏側をえぐるような視点を持ってる人、という印象があったのだが、読み返してみると、意外と「見たままの感想」が多いように感じた。というか「作った側の視点」については、全然興味が無さそうなのだ。 もちろん芸能人を見すえる視点はかなり厳しくて、ちょっとでも隙のある発言をすると、そいつが腹の底で考えているであろうホンネを容赦なく暴きにゆく。……のだが、たとえばバラエティ番組の演出に関しては、まったく無防備に受け入れているように思えてならない。 たとえばウド鈴木について書いた、この文章。 この「電波少年インターナショナル」の「キャイーンのはじめてのおつかい」では、ウド鈴木の「保護される者」性がいかんなく発揮されていた。「保護しなきゃいかん」性といったほうがいいかもしれないが。 ロンドン経由でオランダに入り、ドイツとの国境に行くというのがウドに課

    ナンシー関の意外な無邪気さ- 死んだ目でダブルピース
    Louis
    Louis 2009/07/09
    「それは明らかに「古い世代のプロレスファン」の愉しみ方である」お笑い好きに必要な素養のひとつかもなぁ
  • 深町秋生の序二段日記

    ま、こんなもんでしょ……。 土曜日にやっていた「テレビ朝日が伝えた伝説のスポーツ名勝負」は基的にはとてもおもしろかった。近鉄対ロッテにおけるジョークすれすれの神がかった大試合。リーグ優勝がかかった7時間を超えるダブルヘッダー。まるでマンガ「アストロ球団」のよう。これは泣けた。 しかしアリ対猪木のあのスタンスはどうか。いわゆるがんじがらめのルールのなかで懸命に真剣勝負をやった猪木。この猪木ベビーフェイス説に乗っ取った物語が大いに不満だった。そのあたりは大傑作「1976年のアントニオ猪木」が詳しい。 アリという超スーパースターに無理難題をつきつけられる猪木という物語。それがのちに猪木側がこしらえたストーリーなのは格闘ファンの間で有名だ。猪木は超エゴイストの人でなしであり、しかし過去のあらゆるカリスマ政治家や宗教家と同じくらいの天才アジテーターで、偉大な肉体表現者でもあった。そして関わった人間

    深町秋生の序二段日記
    Louis
    Louis 2009/02/10
    猪木の魅力に溢れた書評、そしてテレビ評。そういえばパキスタンでは知名度があり人気も高かったな、猪木(向こうの発音だとエノキ)。
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