テレビ批評というとナンシー関が有名だけど、もちろんそれ以前にも、テレビに関するコラムを書いている人たちはたくさんいた。 これから不定期で、そういった人たちのことを紹介してみることにします。 とりあえず第1回目はホイチョイ・プロダクションズから。 ホイチョイ・プロダクションズといえば、映画「私をスキーに連れてって」や、テレビ番組「カノッサの屈辱」の企画、業界ネタの漫画「気まぐれコンセプト」などの制作で知られているけれど、今から24年前の1985年に、テレビウォッチングをコンセプトとした本を出したことがある。タイトルは「OTV」。 以下、前書きに当たる「制作発表」の章より抜粋。 TVを見ていると、先の展開が読めてしまうことって、よくある。きっとあなたも経験がおありのはずだ。頭の中で「この番組、次はこうなるゾ」と閃いたとたん、テレビの中でその通りのことが起った経験が…。予知能力? いや、違う。番