「ゴッドタン」など人気番組のプロデューサーとして多忙を極める一方、あらゆるエンタメを追いかけまくっている、佐久間宣行さん。 休みなく更新を続ける巨大なエンタメデータベースの中から、佐久間さん選りすぐりの“偏愛”コンテンツを一挙ご紹介! 各作品についてのコメントもいただきました。 作り手の切実な思いが 伝わってくる作品たち 映画や舞台を観たら、ノートに点数と簡単なメモを付けます。 大晦日か元日に、それを見返して点数順に並べて、自分の年間ランキングを眺めながら酒を飲むのが密かな楽しみ。ノートは、10年分くらいはあると思います。 どんなものでも“面白どころ”を見つけられるタイプの受け手ではありますが、40代半ばにもなると「みんな、人生いろいろ大変だよね」という考え方になるので、なんとなくエモーショナルなものよりも、物語や世界観がしっかりしているものを好むようになりました。もともとミステリやハード