3月30日のJ2第6節、FC町田ゼルビアの本拠地に乗り込んだ愛媛FCは公式記録上シュート0本で敗れた。Jリーグによると、これはJ2創設21年目で史上初の珍記録だという。ところが当サイト『ゲキサカ』では試合終了直後の記事で、シュート1本という集計で速報マッチレポートを掲載した。この「誤報」はなぜ起きたのか、公式記録の集計基準を参照しつつ振り返ってみた。 町田市立陸上競技場で行われた町田対愛媛の一戦は、ホームの町田が1-0で勝利。町田が今季初の2連勝、愛媛が今季初の2連敗となった。もっとも、そんな対照的な結末以上に注目を浴びたのはシュート数だ。町田の7本に対して愛媛は『0』。2009年J1第31節の鹿島対山形戦以来、Jリーグ史上2度目、J2リーグでは史上初の『完全試合』となった。 しかしゲキサカでは試合終了直後、見出しの一部に「愛媛は終了間際にようやく初シュート」と記した初報を掲載。その後、公