おじいちゃんの方眼ノートとは 手を挙げたのはショウワノート 子ども向け学習帳として 昨年の正月に話題になった「おじいちゃんの方眼ノート」。特許をとったものの数千冊の在庫を抱えていた小さな印刷所の手作り商品が、ツイッター上で拡散。在庫が一掃して新たな注文が続々寄せられました。そんな商品の「量産化版」が大手文具メーカーから発売されました。「この技術を受け継いでくれる会社が現れてくれたら」と話していた印刷所社長の夢が実現したのです。 おじいちゃんの方眼ノートとは 元祖である「方眼ノート」を作っているのは、東京都北区にある中村印刷所です。 社長は中村輝雄さん(74)。近くで製本業を営んでいた男性が店をたたんだのをきっかけに、見開いたときにきれいに水平に開くノートの開発に2人で取り組みました。 2年間かけて完成させたのは、コピーやスキャンした時に真ん中に黒塗り部分が入らず、見開きのギリギリまで書き込