九州新幹線長崎ルート新鳥栖―武雄温泉間の整備方式見直しを巡り、フル規格に反発している佐賀県について「韓国か北朝鮮を相手にしている気分だ」などと発言した自民党の谷川弥一衆院議員(長崎3区)は21日、佐賀新聞社の都内での取材に対し「配慮を欠いた発言だった。佐賀県民におわびしたい」と述べた。 谷川氏は18日、長崎県諫早市内のトンネル工事現場を視察した際のあいさつで「山口祥義知事に『今は韓国か北朝鮮を相手にしている気分だ』と言ったが、いくら言っても一緒です」と発言していた。取材に対し「国交がない北朝鮮に例えたのは明らかな間違いで、真意ではない。情のある対応をお願いしたいという意味だった」と釈明した。 山口知事は、整備方式を議論している4月の与党検討委員会の非公開会合で「これまでも新幹線整備を求めたことはないし、今も求めていない」との考えを示していた。 委員の一人として出席していた谷川氏は「とりつく