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noteと文学に関するLouisのブックマーク (4)

  • 本屋大賞20年の個人的な思い出|政宗九

    屋大賞は今年で20周年だ。 私も第1回目から投票に参加し、第2回目からは発表式にも参加している。ここ3年はコロナでそれも叶わなかったが、今年2023年は4年ぶりに参加できそうだ。 投票皆勤賞なだけで一参加者に過ぎないのだが、その視点からの思い出を簡単に残しておこうと思う。細かいことを書けばきりがないので、ざっくりとしたものだ。 第1回(2004年) 「の雑誌」で屋大賞の開催を知ったのだが、それは私が気づいたのではなく、確か師匠(故・児玉憲宗さん)から「こんなのが始まるらしいぞ。投票しようや」と言われて参加した気がする。 当時は規模感も分からなかったので、投票も手探りだったと記憶している。 投票した作品で明確に覚えているのは、伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』だった。当時、私は伊坂さんをめっちゃ推してて、この時から「いつかは屋大賞を獲って欲しい」という想いを抱いていた。この年は

    本屋大賞20年の個人的な思い出|政宗九
  • 作品を殺すのは誰か|とある読者

    私には好きな小説がある。 番外編を合わせれば一〇冊を越えるシリーズ作品で、登場人物の一人一人に奥深い設定があり、魅力的で、主人公とともに謎を解き明かしながら進むストーリーも臨場感があって大好きだ。 しかしそのほとんどがすでに絶版となっており、新品を入手することは困難になっている。また、シリーズはまだ完結しておらず、続編は存在するとのことだが、その公開・発売には至っていない。 そのシリーズ作品と、それを執筆している作家と、ファンの話をしようと思う。 とても長くなってしまったので、時間があるときに読んでもらえると幸いだ。 *** 私は決して読書家ではない。 幼い頃から小説に親しんできたわけでなければ、年間何十冊も読破するわけでもない。たまに読書家の友人におすすめを聞いてそれを読み、気に入れば同じ作家のをさらに読む、そういったスタイルの不真面目な読者だ。 さらに言えばおすすめされたからといって

    作品を殺すのは誰か|とある読者
    Louis
    Louis 2020/05/19
    「しかしファンたちはここで思わぬ方向に走り出した。読者の投票により受賞者が決定するとある文学賞があるのだが、そこで作家の作品に一斉に投票を始めたのだ」
  • 返信は、いりません。|井上不二子

    「群像」2019年1月号に掲載された作家・笙野頼子の小説「返信を、待っていた」について、2018年12月22日の私の投稿をきっかけにツイッターで議論が起きた。火付け役であり、作中で「最も私にきついアカウント」と表現された者として、見解をまとめておく。 0.何を問うのかまず、文学を読まない私がこの文芸誌の小説に気づいた経緯について。 2018年9~10月の「ベルク騒動」(後述)のときに、私は「アホフェミ」という言葉を積極的に使うように呼び掛けていた。このとき「アホフェミ」という言葉が、使っている人たちの意図を離れていく可能性が、アホフェミを批判する側からも懸念されていた。そこで私はその後も時々ツイッターで「アホフェミ」を検索して、その用法がどうなっていくのか観察している。そこで引っかかってきたのが文芸評論家、岡和田晃の↓のツイートだった。 つまり私が「群像」を読んだのは、「アホフェミ」につい

    返信は、いりません。|井上不二子
    Louis
    Louis 2019/01/12
    「「群像」2019年1月号に掲載された作家・笙野頼子の小説「返信を、待っていた」について」とベルク騒動と「アホフェミ論争」と
  • ぼくが高橋源一郎を“パクった”頃|てれびのスキマ

    「○○の頃の自分に教えてあげたい」という常套句がありますが、まさに「大学生の頃の自分に教えてあげたい」ことが起きました! 高橋源一郎さんにインタビューできたのです! ぼくは高橋さんに、ものの見方や考え方に多大な影響を受けました。 ぼくの脳みそを、高橋源一郎を知る以前と知った以後とで分けることができるくらい。 いわば、「神」に近い存在のひとりです。 大学の卒論も「高橋源一郎」でした。 今回のインタビューは文春オンラインで不定期連載している「テレビっ子」シリーズ。大好きな方に、大好きなテレビの話を聞く(しかも、ご人の仕事場で!)という何重にも嬉しい仕事でした! 前編 http://bunshun.jp/articles/-/7503 中編 http://bunshun.jp/articles/-/7504 後編 http://bunshun.jp/articles/-/7505 そんなわけで

    ぼくが高橋源一郎を“パクった”頃|てれびのスキマ
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