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noteと虫に関するLouisのブックマーク (2)

  • [ポーランドはおいしい] 第11回 鳴く虫|芝田文乃

    ポーランドには蟬がいない。 と、いきなり書いてしまったが、念のため百科事典を見ると、ポーランドに蟬は2種類いるがきわめてまれ、とある。 クラクフでポーランド人といっしょに日映画を見にいったことがある。映画の中ではアブラゼミがじわじわ鳴いていた。それだけで日人には夏だとわかる。じっとしていても汗が滲み出てくるあのむっとした暑さが伝わってくる。けれどもポーランド人にはそれがわからない。夏だということがわからないだけでなく、それが虫の声だということからしてわからないのだ。これにはちょっとびっくりしたが、ポーランド人は蟬を見たことも聞いたこともないのだから、考えてみれば当然である。たまたま私の連れは夏に日に来たことがあり、それが蟬の声だと知っていたが、一般のポーランド人が聞いたら心理描写としての抽象的な効果音だと思うかもしれないと言っていた。また彼自身、初めてツクツクボウシの声を聞いたときは

    [ポーランドはおいしい] 第11回 鳴く虫|芝田文乃
    Louis
    Louis 2020/08/04
    クラクフの話か
  • スズメバチを食べたルンバ|岸田 奈美

    事件は、オンラインで打ち合わせをしている最中に起きた。 ブオンッと風を切り裂くような音を立てて、視界の隅をなにかが横切った。 打ち合わせも終盤にさしかかり、雑談に移行していたので、私はふっと顔を上げる。 布団を干すとき、全開にしていた窓が開いたままだった。 ブオンッ。玄関でまた風を切り裂く音がする。 カナブンだろうか。バッタだろうか。そんなのが飛び込んでくるくらい、暖かくなったんだなあ。 のんきにそんなことを思いながら、私は会議のメンバーに「すみません、ちょっと何か来たので、見てきます」と言い、接続を切った。 「ちょっと何か来た」というのは、盛大な私のブランディングである。最近、ピクサー映画「バグズ・ライフ」を観たので、小さきものの生命を尊び、慈しむ人に憧れていた。 カナブンだかバッタだかに「ふふっ、かわいい子。ここが落ち着くのね。好きなだけ良いのよ」と、声をかけたい気分になっていた。つい

    スズメバチを食べたルンバ|岸田 奈美
    Louis
    Louis 2020/05/09
    このnoteの時点では未解決のような……!? 岸野さん、って渋谷駅地下街のバリアフリーについての記事に登場した車椅子ライターの岸野奈美さんか
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