タグ

ブックマーク / kogei-chronicle.jp (1)

  • 工芸クロニクル | ビジネスモデルから見る工芸

    縄文時代の社会構造は、共同体がベースにあり共同体全員のために生産し、平等に分配されたと言われており、原始の工芸はみんなで作り、みんなで使うものだったと考えられます。石器は、日常生活の中で使いやすく長持ちするように変化していく「用の美」としてかたちづくられました。 職人の起源は、貴族などの権力者の依頼によって専門の職人が工芸品を制作することに始まります。職人という言葉の発生はまだですが、貴族に仕える役職として職人が生まれます。まだこの時代には工芸品は民衆の手には届かない奢侈品で、貴族や特権階級の権力を象徴するものでした。 いよいよ「目利き」の登場です。彼らは工芸品のデザイン、製作、流通、消費の方法までをプロデュースし、新たな価値観を世に送り出す存在でした。この価値観は新たな時代の象徴にもなり、時の権力者によって庇護の対象となることもありました。特に千利休と秀吉の関係は、日に茶の湯を確立させ

  • 1