避難民に配給する小麦の袋を運ぶ人。エチオピア北部ティグレ州で(2021年6月22日撮影、資料写真)。(c)Yasuyoshi CHIBA / AFP 【1月30日 AFP】政府軍と反政府勢力「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」との紛争が続くエチオピア北部ティグレ(Tigray)州について、国連(UN)の世界食糧計画(WFP)は28日、事実上の封鎖が長期化する中で人口の約4割が極度の食料不足に陥っていると警告した。 WFPによると、ティグレ州の人口の83%に当たる460万人が食料不足の状態で、うち200万人は「極度の」不足に陥っているという。 また、隣接するアムハラ(Amhara)州とアファール(Afar)州でも、この数か月間で戦闘が激化し、食料不足が深刻化しているとWFPは警告。 WFP東アフリカ地域事務所のマイケル・ダンフォード(Michael Dunford)代表は「戦闘が続くのであれ