シニアマネージャには、エンジニアリング文化を最重要課題とし、優れたエンジニアリング文化を実現するためのフレームワーク構築が求められる。文化を発展させるには価値が必要だ。その価値は、物事の進め方を規定するルールによって支えられる。 Criteoのシニアスタッフで開発責任者のManu Cupcic氏はQCon London 2017で、 “Evolving the Engineering Culture @Criteo”と題した講演を行なった。このカンファレンスに関してはInfoQでも今後,Q&Aや要約,記事を通じてお伝えしていく予定だ。 エンジニアリング文化は価値以上のものだ – 私たちがどのように行動するかを規定する、一連のルールを含まなくてはならない、とCupcic氏は言う。氏はエンジニアリング文化を、次のように定義する。 分散意思決定(distributed decisions)を行う