実録ナンパ師対決ものコラム わざわざ恋愛工学徒とかナンパ師に会いにいって、食事をおごってもらいつつ、こんなダサい口説かれ方をしたとレポするパターンの記事をよく見かけるようになった。文章としての下世話な需要があるのは分かるし、実際にキモかったのだろう。 だけども恋愛工学徒とかナンパ師だと分かって二人で会おうとする時点で、自分の魅力はさておいても口説かれるものだろうし、下心をもった男は多かれ少なかれキモい。レポしてやろうと客観視してれば流されないだろうし、そういうテクニックを明言している人々に地力がないのは当然の帰結だろう。そもそも「対決」をしにいく時点で色々と無理だ。芸人に「なんか面白いこと言え」という空気を作るようなもの。 絶対にイカないオンナとしての絶対優位なガードポジションを取られながらも、義務的に切り込まざるをえない哀れな自称達人のポコタテ対決を読んでいるような気分になる。それでも巧