課長として、リーダーとして、ビジネスで心おきなく仕事をするためには、自らの経済的な状況はつかんでいて当然。もはやマネーを語れないではすまされません。今知っておくべきお金の教養をマスターして、“マネーを語れる上司”になりませんか? 今日からマネ美先生が、ビジネスリーダー必読の10の「お金の知恵」を優しく解説します。テキスト『課長のためのお金塾』と合わせてリッチな課長を一緒に目指しましょう。 (羽生祥子=日経マネー編集部) 「日経マネー」では、公的年金や退職金、自らの備えを合計して1億円を用意できれば、老後ゆとりある暮らしを送ることができると提案している。しかし今、社会保障は大きく揺らぎ、年金減額がいよいよ視野に入ってきた。普通の会社員が1億円を貯めるのは絵空事だろうか? 年金減額でも1億円は可能! 日経マネー編集部の答えはノーだ。工夫を重ねれば目標に近づくことができるし、少なくとも無為無策よ