市場では、政府・日銀が21日に約5兆3800億円─5兆4800億円の円買い介入を行ったとの推計が出ている。写真は2013年2月、都内で撮影(2022年 ロイター/Shohei Miyano) [東京 24日 ロイター] - 市場では、政府・日銀が21日に約5兆3800億円─5兆4800億円の円買い介入を行ったとの推計が出ている。円買い介入としては過去最大規模となる。 日銀は24日、金融機関の手元資金の総量を示す日銀当座預金残高で、25日は財政等要因が1兆1800億円の不足になるとの見通しを公表した。東京短資など民間短資会社3社が予想する財政等要因の余剰・不足額は4兆2000億円─4兆3000億円の余剰であり、25日が決済日となる21日の為替介入は、その差額である5兆3800億円─5兆4800億円規模にのぼった可能性があると市場では推計されている。