20人が死亡、6人が行方不明になっている、北海道 知床半島沖の観光船の沈没事故について、国の運輸安全委員会が最終報告書を公表しました。報告書では、船の甲板にあるハッチのふたが確実に閉まっていない状態で運航したため、船内に海水が流入したとしたうえで、知見のない社長が安全管理者の立場にあるなど、会社には安全管理体制が存在していない状態だったと指摘しました。 去年4月、知床半島の沖合で「知床遊覧船」の観光船「KAZU 1」が沈没し、乗客と乗員20人が死亡、6人が行方不明になっている事故で、事故原因を調査してきた国の運輸安全委員会は7日、最終報告書を公表しました。 それによりますと、船は甲板にあるハッチのふたの留め具がかかっていない状態で運航したとみられ、天候が悪化するなか、波の揺れでふたが開き、波がかかって船内に海水が流入したとしています。 そして、甲板の下の空間を仕切る壁に穴が開いていたことで
事故原因「隔壁だと思う」 遺族らに「誠心誠意謝罪」―桂田社長・知床観光船事故1年 2023年04月18日07時12分配信 記者会見する観光船運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長=2022年4月27日、北海道斜里町 北海道・知床半島沖で昨年4月、観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、運航会社「知床遊覧船」(斜里町)の桂田精一社長(59)が17日までに時事通信の取材に応じた。事故の原因は「隔壁だと思う」と述べた上で、運輸安全委員会が指摘したハッチの不具合の可能性や甲板下の隔壁に穴が開いていたことは「(事故前に)把握していなかった」と話した。 遺族「涙出ない日ない」 息子の無念思い、安全訴え―知床観光船事故から1年 乗客らの家族に対しては「誠心誠意謝罪するしかない」とし、当日の出航判断の是非については「お答えは難しい」と明言を避けた。 事故は23日で発生から1年を迎える。乗客乗員の
ハッチと窓ガラスから浸水か 隔壁水密化なら防げた可能性―知床観光船事故・運輸安全委 2022年12月15日10時03分 【図解】カズワン浸水のイメージ 北海道・知床半島沖で26人が乗った観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、運輸安全委員会は15日、船前方のハッチと窓から浸水し、沈没した可能性が高いとする調査経過報告書を公表した。 社長立件、困難との見方も 事故3日前に検査通過―浸水指摘のハッチ・知床観光船 運輸安全委は今後、船体の構造上の問題点や出航判断の是非、監査・検査の実効性などについても調査し、事故にどうつながったか分析を進める。 報告書によると、海底から引き揚げたカズワンの船首甲板にあるハッチのふたが無くなっていた。船底にあった複数の損傷など、他に浸水の可能性がある場所も調べたが影響は限定的で、ハッチからの可能性が最も高いと判断した。 ハッチのふたと開口部をつなぐヒン
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北海道の知床半島沖で観光船が沈没した事故で、今月、半島の海岸で見つかった男性の遺体について、第1管区海上保安本部はDNA鑑定の結果、観光船の豊田徳幸船長と確認されたと発表しました。 沈没事故で死亡が確認されたのは19人となりました。 ことし4月に知床半島の沖合で乗客乗員合わせて26人を乗せた観光船「KAZU I」が沈没した事故は、これまでに18人が死亡、8人が行方不明となっていました。 知床岬に近い啓吉湾の海岸では、今月17日、半ズボンをはいた状態の男性の遺体が見つかり、第1管区海上保安本部が警察に遺体を引き渡し、DNA鑑定による身元の確認が進められていました。 第1管区海上保安本部は24日、警察のDNA鑑定の結果、遺体は「KAZU I」の豊田徳幸船長(当時54)と確認されたと発表しました。 これで、乗船していた人のうち死亡が確認されたのは19人になり、海上保安本部は残る行方不明者7人につ
北海道の知床半島沖で観光船が沈没した事故で、北方領土の国後島沿岸などで見つかりロシア側から引き渡された3人の遺体について、第1管区海上保安本部はDNA鑑定の結果、いずれも乗船していて行方不明になった乗客2人と甲板員1人と確認されたと発表しました。 沈没事故で死亡が確認されたのは18人となりました。 ことし4月に知床半島の沖合で乗客乗員あわせて26人を乗せた観光船「KAZU I」が沈没した事故は、これまでに15人が死亡、11人が行方不明となっていました。 事故のあと、北方領土の国後島の海岸で男女2人、サハリンの沿岸で男性1人の、いずれも行方不明者とみられるあわせて3人の遺体が見つかり、第1管区海上保安本部は9月9日にロシア側から遺体の引き渡しを受けてDNA鑑定による身元の確認を進めていました。 その結果、国後島で見つかった2人は▽北海道北見市に住む21歳の乗客の女性と、▽東京・調布市の甲板員
北海道の知床半島沖で観光船が沈没した事故で、北方領土の国後島沿岸などで見つかりロシア側から引き渡された行方不明者とみられる3人の遺体が、けさ海上保安庁の船で小樽港に到着しました。 今後、DNA鑑定で身元の特定が進められます。 ことし4月に知床半島の沖合で乗客乗員あわせて26人を乗せた観光船「KAZU 1」が沈没した事故は乗客15人が死亡し11人の行方が分かっていません。 この事故で北方領土の国後島とサハリンの沿岸で見つかった行方不明者とみられる3人の遺体が、9日にサハリン南部の港でロシア側から日本へ引き渡されました。 3人のひつぎは海上保安庁の巡視船で移送されて、10日午前8時に小樽港に到着し、それぞれ車に乗せ替えられて港をあとにしました。 関係者によりますと、ロシア当局が行ったDNA鑑定では国後島で見つかった2人の遺体は行方不明になっている乗客の女性と乗員の男性のDNAの資料と、サハリン
北海道の知床半島沖で観光船が沈没した事故を受けて、国土交通省は情報提供を拡充し「行政指導」を受けた旅客船事業者についても公表を始めました。 これは沈没事故を受けて設置された国の委員会による中間取りまとめで「速やかに実施する対策」として盛り込まれたものです。 これまでは事業停止や許可取り消しなど「行政処分」を受けた事業者について公表されていましたが、処分に至らない「行政指導」を受けたケースも対象に加えられました。 事故で沈没した「KAZU 1」の運航会社が、複数の規程違反で「行政指導」を受けたものの公表されていなかったことを踏まえた措置で、国土交通省は先月末から「国土交通省ネガティブ情報等検索サイト」で公表を始め、期間もこれまでの2年から5年に延長されました。 また法令違反や事故のリスクが高い事業者への監査を重点的に行うため、各地の運輸局に「通報窓口」を設け、安全運航に問題があると思われる情
知床で骨のようなもの発見 かばんも、不明者の捜索で―海保 2022年08月18日22時37分 北海道・知床半島沖で26人が乗った観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、第1管区海上保安本部(小樽市)は18日、半島先端付近の海岸線で骨のようなものを発見したと発表した。 知床半島先端で集中捜索 人骨発見受け北海道警―観光船事故 1管によると、18日午前8時半ごろ、歩いたり潜ったりして行方不明者を捜索していた機動救難士が岩場で骨のようなものを13個発見。約2キロ離れた海上では、黒い手提げかばんも見つかった。人の骨と判明すれば、道警がDNA型鑑定を行う予定。 半島先端付近の海岸線では14日、地元漁師が頭蓋骨や衣類を発見。道警が18日から、周辺海域で不明者の集中捜索を行っている。 事故は4月23日に発生。これまでに14人の死亡が確認され、12人が行方不明となっている。 社会 コメントをす
知床半島先端で集中捜索 人骨発見受け北海道警―観光船事故 2022年08月18日10時50分 北海道・知床半島先端近くの海岸を捜索する道警の警察官=18日午前(北海道警提供) 北海道・知床半島沖で26人が乗った観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、道警は18日、半島先端部の海岸で行方不明者の集中捜索を実施した。14日に付近の海岸で頭蓋骨が見つかっており、20日まで続ける。 海域情報不十分だったか カズワンの運航記録分析―知床観光船事故 道警が半島先端部の海岸を捜索するのは初めて。警察官約25人を動員し、徒歩で海岸線を調べるとともに、航空機や水中ドローンなども活用する。 半島先端部はヒグマが多く生息し危険が伴うため、陸上での捜索は見合わせていた。今回はハンター2人が同行するといい、道警の担当者は「何とかして手掛かりを見つけたい」と話した。 社会 コメントをする
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