去年、動物への虐待の疑いで全国の警察が検挙した事件は181件。 これまでで最も多くなり、最近10年で4倍近くに急増していることが警察庁のまとめでわかりました。 ペットなどの動物の「遺棄」や「殺傷」、SNS関連の事件が相次ぐその背景について、専門家に聞きました。 (午後LIVE ニュースーン 午後5時台で放送) 目次 「遺棄」や「殺傷」 SNS関連の事件も 通報の増加 動物愛護への関心の高まりからか
供給量の減少を受け、トリュフの価格は高騰している/Marco Bertorello/AFP/Getty Images/File ローマ(CNN) イタリア中部アブルッツオ州とミリーゼ州で、貴重なトリュフを探すために高度な訓練を受けたトリュフ犬30頭以上が毒殺される事件が起きた。 事件が起きたのは11月中旬。地元警察の動物保護班によると、メタアルデヒドやストリキニーネと思われる毒物を混入したミートボールが飼い主の目の届かない場所に隠されており、犬たちが見つけて食べていた。 トリュフ犬が殺されたのはこれが初めてではなかった。動物保護団体によると、イタリア全土で年間平均10頭前後のトリュフ犬が殺されている。地元の狩猟協会によると、被害は報告されない場合が多く、実際の数はもっと多い可能性がある。 気候変動の影響でトリュフの供給量は減り、値段は一層高騰している。トリュフが繁殖するためには湿り気の多い
中国の警察が食肉処理場に向かう車両から猫約1000匹を救出した/Zhang Peng/LightRocket/Getty Images/File 香港(CNN) 中国の警察がこのほど、約1000匹の猫を食肉処理場に向かうトラックから救出した。政府系のメディアが報じた。これは違法な取引の一部で、猫の肉を豚肉や羊肉として不正に販売しようとしていたとみられる。事態を受け、食品の安全性に対する国内での懸念が改めて噴出している。 動物愛護の活動家から今月に入って寄せられた情報を基に、東部の江蘇省、張家港市の警察官らは捕獲した猫の収集、運搬に使用する車両1台を停止させた。政府系ニュースメディアの澎湃新聞が伝えた。 報道によると、警察が介入しなければ猫たちは食肉処理され、串焼き用やソーセージ用の豚肉、羊肉として出荷されていた公算が大きいという。 警察と農業当局はこの後、猫たちを近くの保護施設へ送った。計
動物虐待の疑いがあるとして神奈川県警が藤沢市内にある動物愛護団体のシェルターなどから押収した犬や猫計約110匹のうち、約80匹の行方が分からなくなっていることが4日、神奈川新聞社の取材で分かった。県警は約7割の個体について行方が分からなくなっていることを認め、「通常ではあり得ないことが起きていると承知している。所在を探している」としている。 県警などによると、動物の保護活動を行っている個人らから「犬をたたいている」などと告発を受け、藤沢北署が動物愛護法違反(虐待)の容疑で2021年9月、動物愛護団体「レスキュードアニマルネットワーク」(横浜市神奈川区)のシェルター(藤沢市石川)を家宅捜索して計107匹の犬や猫を押収した。22年3月には団体と代表の男性を同容疑で書類送検し、同11月には別の犬に対する同容疑で7匹を押収、男性を逮捕した。 押収物は刑事訴訟法(123条)で留置の必要がなくなれば事
(CNN) 米テキサス州東部の幹線道路添いで、牛6頭の切り刻まれた死骸が見つかった。死骸は舌が完全に取り除かれていたことから、当局が捜査に乗り出した。 同州マディソン郡保安官事務所の19日の発表によると、同郡の牧場主から、6歳のロングホーンクロス種の切断された死骸が横たわっていると通報があった。 牛は舌を切除されていたが流血はなく、片方の口の周りの皮は「まっすぐ、きれいに、見たところ精巧に」はぎ取られていたという。 この牛の死骸について捜査する過程で、ほかにも5頭の牛が同じような状態の死骸で見つかっていたことが判明。それぞれ別の牧場や違う群れにいた牛で、発見場所は同じ幹線道路沿いの別々の場所だった。 このうち2頭は円形の切断が施され、肛門と外性器が切り取られていた。「円形の切断は、それぞれの牛のあご周りの切断と同じ精巧さで施されていた」と保安官事務所は説明する。 牛が暴れたり血が流れたりし
米ミシガン州デトロイトの空港検疫で、乗客の荷物の中から発見された巨大カタツムリ「アフリカマイマイ」/From US Customs and Border Protection (CNN) 米ミシガン州デトロイトの空港検疫で、乗客の荷物の中から巨大カタツムリ「アフリカマイマイ」6匹が発見され、没収された。 米税関・国境警備局(CBP)の発表によると、生きたアフリカマイマイ6匹は、西アフリカのガーナからデトロイト空港に到着した乗客のスーツケースの中から見つかった。 アフリカマイマイは人の病気を引き起こし、野生に放されれば環境に重大な影響を与える恐れがあることから、米国では禁止生物に指定されている。 それでも世界ではアフリカマイマイを食用にしたり、ペットとして飼育されたりしている国もある。 「この侵襲的外来種の発見は、真に米国民の健康のためになる」とCBPは強調している。 CBPによると、アフリ
ことし5月、千葉県木更津市の住宅から、ドーベルマン2頭を盗んだ罪などに問われた、動物保護団体のメンバー3人に対し、千葉地方裁判所木更津支部は、いずれも執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。 ことし5月、木更津市の住宅から、ドーベルマン2頭が盗まれた事件では、埼玉県にある動物保護団体のメンバーの男女4人が窃盗などの罪に問われ、21日は、このうち岡島愛被告(30)と、高橋里衣被告(30)ら3人に対する判決が、千葉地方裁判所木更津支部で言い渡されました。 この中で谷池厚行裁判官は「被告らは、ドーベルマンの飼育環境の悪さを指摘しているが、盗んでまで保護したいという動機は独り善がりで許されない。犬を盗み出すために被害者を買い物に連れ出すなど、犯行は計画的で悪質だ」と指摘しました。 そのうえで、十分に反省しているなどとして、3人に対し、懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。 動物保護団
【8月24日 AFP】メキシコで、水を求めて人里近くに出没したとみられるクロクマの子どもが虐待を受けて殺される事件があり、国民から怒りの声が上がっている。 問題は、野生動物保護活動家のアルトゥーロ・イスラス(Arturo Islas)さんが虐待現場を捉えた写真を公開したことで発覚。写真には、北部コアウイラ(Coahuila)州カスターニョス(Castanos)の住民が子グマをロープで引きずる場面が写っている。 現場には複数の警察官がいたが、子グマを助けるそぶりを見せていない。笑顔を見せながら携帯電話で写真を撮る女性警官さえいた。クロクマは、メキシコで保護対象種に指定されている。 イスラスさんは「この子グマは最も残虐な犯罪者よりもひどい扱いを受けている」「子グマの罪は水を求めて町に近づいたことだけだ」とソーシャルメディアに投稿した。 ミゲル・リケルメ(Miguel Riquelme)知事は虐
ジンバブエ北部の一角で、女性だけの警備隊が演習を行っていた。全員が武装し、野生動物を密猟する男たちを捕まえる準備は万端だ。写真はジンバブエのワンゲ国立公園のゾウの群れ。2015年8月撮影(2022年 ロイター/Philimon Bulawayo) [フルングウェ(ジンバブエ) 25日 トムソン・ロイター財団] - ジンバブエ北部の一角で、女性だけの警備隊が演習を行っていた。全員が武装し、野生動物を密猟する男たちを捕まえる準備は万端だ。 真剣な顔つきで演習に集中するシャライ・トゥンヒラさん(25)。軍形式の仕事にはリスクもあるが、ここに所属してからは愛する野生動物を守りながら、慎ましいながらも暮らしの糧を稼げるようになった。彼女が住む地域では、多くの貧しい女性が貧苦にあえいでいる。
泥棒もビックリ…盗難された大型トレーラーに虎とラクダが乗っていた カナダ・ケベック州で、大型トレーラーが盗まれる事件が発生しました。 所有者は慌ててトレーラーの所在情報に2万ドル(約177万円)の懸賞金を掛けたのですが、実はそれには訳があったのです。 泥棒も知らずに盗んだのでしょうが、トラックが運搬していた中身というのが、なんと動物園に運ばれるはずの虎1頭とラクダ2頭だったのでした。 犯人たちの車はその後見つかりましたが、盗まれたトレーラーは今のところまだ追跡中とのことです。 Bowmanville動物園では3頭の発見に繋がる情報に2万カナダドルを支払うと公表し、虎とラクダが狙われたとも思えないため、犯人たちは知らずに逃走していると推測しているようです。 園の責任者であるマイケル・ハッケンバーガー氏は、何より動物たちの安全を懸念しており、犯人へ2つのメッセージを訴えています。 1つ目は動物
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