新型コロナの感染者が急増し、すでに2億5000万人以上が感染したといわれる中国では医薬品不足が深刻化しているが、このほど、ネットサービス大手、テンセント(騰訊)がコロナの「医薬品を必要とする人」と「医薬品を多めに持っている人」をSNS上で結びつけ、マッチングさせるという画期的な助け合いアプリ「新型コロナ対策相互扶助サービス」を開発したことがわかった。 ウィーチャット内で閲覧できる 中国メディア新民晩報の12月21日の報道によると、同アプリはテンセントによりサービス提供が開始されたもので、中国で10億人以上が使用しているといわれるメッセージアプリ「ウィーチャット」(微信)内にあるミニプログラム(小程序=アプリ内アプリ)で、誰でも無料で使用することができる。 ウィーチャットの使用者はまずミニプログラムから「抗疫互助」欄を開き、アプリ内に入る。そこには「私は薬が必要です」(我需要薬)と、「私は薬