会社を休むもっともらしい理由探すグーグル検索数、米で急増－調査
米国の従業員たちは仕事を休む口実をインターネットで探すのに一生懸命だ。彼らの上司たちは今、部下をオフィスに呼び戻そうとしている。 もっともらしい休みの理由を探すグーグル検索数はここ２年で急増し、今年は200万件を突破していることが、人材紹介会社フランク・リクルートメント・グループの分析で示された。18年の段階では30万件をわずかに上回る程度だった。同社は、「仕事を休むための現実的な口実」の幾つかの言い替えを含め、最もよく使われる10の検索ワードで分析を行った。 上位に来た結果の幾つかを挙げると、病気、家族や家庭の急用、医師とのアポ、自動車関連のトラブル。 企業幹部は現在、「クワイエット・クィッティング（静かな退職）」と労働生産性の低迷を懸念しており、オフィス復帰の要求を強めている。一方で、従業員側は幅広い業界でオフィス復帰の流れに抵抗しており、通勤負担が重い大都市でその傾向は特に顕著だ。ニ
コロナ検査が映す格差社会－米グーグル正社員向け11万円、数分で結果
グーグルは米国で在宅勤務する正社員に数分で結果が判明する新型コロナウイルス検査キットを提供しているが、依然として出社が求められる契約社員は結果待ちに長時間を費やさねばならない。 在米の同社正社員と家族は在宅で結果が数分で分かるキュー・ヘルスの検査キットを要請できることが、ブルームバーグが確認した文書で分かった。一方、親会社アルファベットの労組が11日にツイッター投稿した文書によれば、オフィスに出社しなければならない契約社員は検査施設への郵送作業が伴うＢｉｏＩＱのＰＣＲ検査を受ける。 質の高い新型コロナ検査を簡単に受けられるかどうかは米国で、社会的不平等を測るバロメーターとなった。オミクロン変異株の感染拡大に伴う症例数急増を背景に、検査待ちの長い列が全米各地で見られるようになったが、在宅検査キットの供給先は選別され、流通市場での価格は急騰。バイデン大統領は10日、保険会社に在宅検査費用のカバ
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