親族の手を握るフランス東部アンジェルビリエの老人ホームに入所している女性(2011年3月18日撮影、資料写真)。(c)AFP/SEBASTIEN BOZON 【10月7日 AFP】死を迎える人への「ケアの質」において、英国が80か国中でトップであることが、6日に公開された調査結果で明らかになった。高齢化と人口増加が進む現代において、緩和ケアは世界的な急務となっている。 英経済誌「エコノミスト(Economist)」の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(Economist Intelligence Unit、EIU)」が発表した2015年版の「クオリティー・オブ・デス(QOD、死の質)」指標によると、英国での緩和ケアが最も優良であることが分かった。 英国が1位となった理由についてEIUは「総合的な国家政策、英国民保健サービス(National Health Service、N