ジョニー・マーはドナルド・トランプが自身の集会でザ・スミスの“Please Please Please Let Me Get What I Want”を使っている動画に言及している。 ドナルド・トランプは現在アメリカ大統領選挙に共和党から立候補している。問題の動画は昨年サウスダコタ州で開催された共和党集会でザ・スミスのB面曲“Please Please Please Let Me Get What I Want”が使われている様子を撮影したものとなっている。 ザ・スミスのギタリストであるジョニー・マーはドナルド・トランプの集会で自身の楽曲が使われたことへの不満をソーシャル・メディアで露わにしている。 「ああ……そうか……分かった。こんなことが現実になるなんて100万年でも思っていなかった。今すぐ、こんなことを終わらせることを考えてくれ」とジョニー・マーは述べている。 Ahh…right…O
「ザ・スミス」のベーシスト、アンディ・ルークさん(2014年10月25日撮影)。(c)Mike Coppola / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / AFP 【5月19日 AFP】英国の伝説的バンド「ザ・スミス(The Smiths)」のベーシストだったアンディ・ルーク(Andy Rourke)さんが死去した。59歳。元バンドメンバーのジョニー・マー(Johnny Marr)さんが19日、ソーシャルメディアで公表した。 マーさんによると、ルークさんは「膵臓(すいぞう)がんとの長い闘病の末」に亡くなった。 マーさんは「アンディを知る人には心優しく、素晴らしい人物だと記憶されるだろう。音楽ファンには最高に才能のあるミュージシャンだと記憶されるだろう」とつづった。 バンドは1987年に解散。ヘロイン中毒に陥り経済的苦境にあったルークさんは後に、ドラマーのマイク・ジョイス(
ザ・スミスのベーシストであるアンディ・ルークが亡くなった。享年59歳だった。 アンディ・ルークの訃報はバンドメイトだったジョニー・マーのソーシャル・メディアで発表されている。ジョニー・マーによれば、「膵臓ガンとの長い闘病」の末に亡くなったという。 ジョニー・マーは次のように追悼の意を表している。「アンディは彼を知る人からはやさしく美しい魂の持ち主として、音楽ファンからは最高の才能を持ったミュージシャンとして記憶されることになるでしょう」 It is with deep sadness that we announce the passing of Andy Rourke after a lengthy illness with pancreatic cancer. Andy will be remembered as a kind and beautiful soul by those w
メキシコ・ヌエボレオン州モンテレイでステージに立つザ・スミスの元フロントマン、モリッシー(2017年3月30日撮影)。(c)AFP/Julio Cesar AGUILAR 【5月25日 AFP】「絶対に消えない明かりがある(There is a light that never goes out)」──英マンチェスター(Manchester)で起きた爆破事件の犠牲者を追悼する会場に夕暮れが迫る中、この街の深く豊かな音楽的水脈をあらわにする歌声が周りを鼓舞するように響いた。 群衆の中の一人が声を張り上げて歌ったのは、往年の英インディーロックバンド「ザ・スミス(The Smiths)」の1986年の同名の曲の歌詞だった。ザ・スミスの他にも、マンチェスターから生まれて世界的に有名になったバンドやミュージシャンはあまたいる。22日、米歌手アリアナ・グランデ(Ariana Grande)のコンサート
モリッシーは動物の権利や菜食主義に対する自身の強い思いを最新のインタヴューで語っている。 モリッシーは公演を行う際、イベント会場での肉製品の提供を一切禁止しており、いくつかの都市では、その条件を満たせなかったために公演が取りやめになったこともあるのはよく知られている。 この元ザ・スミスのフロントマンは10月に中国での公演を控えているが、同国で自分の条件がちゃんと守られるのかどうか確信が持てないという。 「肉食人種の楽園みたいな土地だし、きっとどこかで犬の串焼きでも売ってるはずだよな」とモリッシーはオーストラリアのニュースサイト「News.com.au」で語っている。 また、菜食主義を推し進める活動が彼の“最も誇れる遺産”の一つだとして、「メディアは触れないが、社会改革としての大きな意味合いがあるからね」と述べている。 モリッシーは次のように説明している。「動物は与えられた命を謳歌することし
モリッシーは「長年のヴィーガンであり、畜殺場の全廃を強く訴えてきた提唱者」であるとして亡くなったプリンスに追悼の意を表明している。 モリッシーはファンサイト「トゥルー・トゥ・ユー」にテキストを寄せて、動物の権利に対するプリンスの活動について見過ごしているとして、プリンス逝去に対する報道を批判している。「わたしが昨日目の当たりにした100のテレビ番組では言及されなかった」とモリッシーは綴っている。「彼の神秘的な人生と悲しい死を特集しているにもかかわらず」 プリンスが亡くなったのを受けて、動物愛護団体のPETAはプリンスの援助に光を当てている。「たくさんの人間の苦悩があるにもかかわらず、なぜ動物への関心を持っているのかと尋ねられたプリンスは『共感とは境界のない行動なのです』と答えています」 プリンスはPETAの20周年パーティの際には“Animal Kingdom”という楽曲を送っている。同曲
モリッシーはロンドン市長選に立候補する提案を受けてロンドンに招かれたことが明らかになっている。 モリッシーは自身のサイト「トゥルー・トゥー・ユー」で、次期市長選のために動物福祉党に入党するようオファーされていると明かした。 投稿では、出馬のために330人の支持者の署名が必要だとしており、ザ・スミスのフロントマンでもある彼は「この戦いをとても真摯に考えている」と続けている。 モリッシーからの長文の投稿はこちら。 「動物愛護の団体は単なる存続のために存続していてはダメだ。英国の動物たちに課せられた地獄のような時代遅れの社会的不正に対しては行政の声が必要なんだ。だって、当然動物たちは言葉で訴えられないし、一方で数多くの思慮深い市民たちは誰も何もできないこの問題をすごく気にかけているじゃないか。動物愛護の活動家たちが訴えたいことは、ものすごく言う価値も聴く価値もあることなんだ。でも、僕らは政府が市
オーストラリア政府は、絶滅危惧種の保護のために200万匹の野良猫を処分する計画に対するモリッシーの批判に返答している。 この公約は7月、オーストラリア環境大臣のグレッグ・ハントが述べたもので、野良猫を減らせば「多くの絶滅危惧種への脅威が止まり、事態は好転する」という。 オーストラリアには現在2000万匹の野良猫がいると試算されていて、政府は罠や銃猟、新たな毒餌を使って、2020年までに200万匹まで減らしたいと考えている。 モリッシーはこの計画について「愚かさの極みだ」としており、ネコについて「(ジンバブエで殺された)ライオンのセシルが小さくなった」のと同じだと比較していたが、絶滅危惧種委員のグレゴリー・アンドリューズは、モリッシーと動物愛護活動家であるブリジット・バルドーの両名に対して手紙を書いている。 『ガーディアン・オーストラリア』紙によれば、グレゴリー・アンドリューズは次のように手
4度の治療を受けていたモリッシー 昨年より体調不良のため、ツアーを何度か中止していた元ザ・スミスのモリッシーがすでに4度のがん治療を受けていたことがわかった。EL MUNDOのインタビューで明らかになった。 これまで自身のFacebookなどで、出血性潰瘍とバレット食道の治療を受けていることや、食道がんを併発する可能性があることを報告してきたが、がんであることは明確には述べられていなかった。今回の発表により、あらためてがんに侵されていたことを認める形となる。 モリッシーは「けど気にしていないよ。死ぬときには死ぬからね。そうでなければ死なない。今はいい調子だよ。最近の写真で病状が悪化していることも理解している」とも告白しており、病気であることを受け入れている様子も見せている。モリッシーは今年6月にも呼吸器感染症のため、アメリカツアーをキャンセルしていた。(編集部・井本早紀) ADVERTIS
Swaggerという言葉がある。 英和辞書には「威張って歩く」とか「ふんぞり返って歩く様」とか書かれている。が、わたしがSwaggerという言葉を聞いて連想するのは、リングに入場する時のボクサーの姿だ。肩をいからせ、ゆらりと相手を威嚇しながら歩くボクサー。 Swaggerという言葉を思い出したモリッシーのアルバムが、これまでに2枚あった。 『Vauxhall & I』と『You Are The Quarry』である。で、『World Peace Is None of Your Business』は3枚目にあたる。どこからでもかかって来やがれ。と、にやにや笑いながら崖っぷちに立っているようなSwaggerを感じるのだ。 なぜだろう。誰もが不安になってライトウィングにレフトウィングに文字通り右往左往しているこの時代に、モリッシーは力強くなっている。 ++++++++++ 『World Peac
その日、わたしは街の裏通りにある小さなパブで、仕事帰りに人と会う約束をしていた。 そこは薄暗く古いパブで、流行のワインなどを飲ませる小奇麗なパブではない。窓際には年季の入ったスヌーカー・テーブルがあり、カウンター上方のフラット・スクリーンではない分厚いテレビはいつもフットボールの試合を映している。が、その日、パブに着いてみれば、なぜかテレビはBBCニュースを映していた。 「え。サッチャー、死んだの?」 と吃驚しているわたしの背後から入って来た、塗装業者らしいペンキで汚れたバギー・ジーンズのおっさんは、テレビに映し出された「Baroness Thatcher Died」のヘッドラインを読むなり、おもむろに両手でガッツ・ポーズを取った。 「YES!!」 PCの前に座って仕事をしている階級の人びとはもっと早く訃報を知ったのだろうが、ブルーカラーの労働者が彼女の死を知ったのは夕方だったのである。ん
82年にザ・スミスのギタリストとしてデビューし、現在までに30年以上の音楽キャリアを誇るジョニー・マー。オアシス、レディオヘッド、スウェード、その後のマンチェスター・シーンやUKロックに多大な影響を与えた伝説のカリスマ・ギタリストが本格ソロ活動をスタートし、キャリア初となるソロ・デビュー・アルバムをリリース。 87年、モリッシーと共に結成し人気絶頂期だったザ・スミスを脱退後、ニュー・オーダーのバーナード・サムナーとの豪華バンド、エレクトロニックを始めジョニー・マー+ザ・ヒーラーズなどバンドを結成。また、ザ・プリテンダーズ、モデスト・マウス、ザ・クリブスのギタリストとしてバンドに正式加入するなど、精力的に活動してきたジョニー・マー。マンチェスターとベルリンで制作され、アビイ・ロードのフランク・アークライトがマスタリングを担当した本作では、ジョニーによるヴォーカルとギターをたっぷり堪能できる。
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